キューティーハニー(本名 如月ハニー)は、天才科学者・如月博士が産んだ超精巧アンドロイド。
感情も持ち、身体のつくりも人間と同じ、つまりほとんど人間同様。
しかも嬉しいことに、グラマー美女ときてるのだから、男性読者にはたまらない!(笑)
如月博士を殺したパンサークローなる悪の組織と戦う、というのが一応物語の設定です。
しかし、話の設定云々より、とにかくこの漫画の魅力は、
セクシーなコスチュームで闘うグラマー美女・ハニーの魅力につきるでしょう!!
(胸のハートマークからオッパイが見え隠れするというコスチュームが、なんともいえずエロティック)
物語は、1巻から2巻の途中までは、比較的シリアスな展開で進みますが。ドラゴンパンサーとの死闘を境に、
突如、半分ギャグ漫画路線になっていきます
*私は永井豪の大ファンですが、この漫画は、初めはシリアスに書こうとした永井先生が、
後半は我慢しきれなくなって、エッチギャグ路線にはしってしまっただけだと思います。
少なくともドラゴンパンサーとの死闘・親友の死の場面までは、シリアスな漫画なので・・・
他のレビュアーさんが書いている「噴水のシーン」は、ギャグタッチになってきたこの2巻の後半にでてくるエピソードです。
噴水でブロンズ像にふんしたハニーの裸体を、団兵衛と順平がなでまわし、ハニーがあえぎ・悶えるシーンや、
入浴中のハニーを団兵衛と順平親子が覗き見するシーン
そして、スッポンポンのハニーが、浮浪者を襲い弁当を奪うシーン!
(ハニーはエネルギーを失うとスッポンポンになってしまうという、素晴らしく嬉しい設定のため
正義の味方でありながら、浮浪者の弁当を奪ってエネルギーを補給するのだ 笑)
敵の親玉・シスタージルとの死闘のシーンでさえ、ハニーのヌードを見たジルが興奮して、「私ってレズっけあったのかしら?」
と、つぶやくなど、後半はかなりギャグタッチ路線が強いです。
ちなみに、ヌードシーンが少ない前半も、実はエロティックな場面がたくさんあります。。
それは、セクシーなコスチュームで闘うハニーが、パンサークローの怪人と戦いながら、悶え苦しむシーン
シスタージルに、ムチで苦しめられるシーン
あるいは、手足を巨木に釘さしにされ、悲鳴をあげるシーン等々。(このシーンはこの2巻にあります)
闘う美女の苦しむ姿がエロティックなのは、自明の理
(ユーチューブでも、可愛い女子プロレスラーが苦しむ映像は、例外なく評価が高い!! 笑)
子供心に私は、後半のヌードシーンもそうですが、前半の死闘シーンも、いつも胸をドキドキさせながら読んでいました。
(読んでいたというより、ハニーのセクシーな姿を、興奮してながめてたという表現のほうがあってるかも)
この漫画は1にも2にも、ストーリー自体の魅力もさることながら、
キューティーハニーという、グラマー美女の魅力につきるといってよい漫画です。
悪と戦う、正義のヒロインでありながら、エッチでセクシーなシーン満載!!
少年のあこがれを!ドキドキ興奮する想いを!!見事にたぎらせてくれた漫画です
ヒロインの姿がこれほどたくさん脳裏にやきついてる漫画は、数少ない・・・
ただし、話し自体は、永井先生お得意の(?)しりきれトンボなのが残念・・・
まあ、一応ひとつの流れは終了してますが、もうちょっと連載を続けて欲しかったのは、自分だけでしょうか?
なので、★4にしようか5にしようか迷いましたが、やっぱり5にしました
ちなみに、後年SPAで連載された「新キューティーハニー」は、私は何の魅力も感じません。
絵柄もよくないし、物語もつまらない 正直描くのはやめて欲しかった・・・
キューティーハニーという「闘う美女」が、永遠のオーラを放ってるのは、なんといっても、この元祖キューティーハニーです!!
CD化されて13年、わたしの愛聴盤です。
エスプリに満ちたサティの歌曲は、なんとも楽しく、いつもウキウキ。
これをかけると、踊り出してしまいます。自然とおどけた動作が出るのです。
歌詞対訳もついています。
ステットナーによるCDの表紙絵画(水彩)も伸びやかで楽しく綺麗なので、飾っています。
武田康弘
清水義範が、全国の偉人の銅像を巡った紀行文。
銅像を語ると言っても、結局は、そのモデルの偉人を語ることになるのは当然。
であるから、伊達政宗や西郷隆盛あるいは武田信玄といった語り尽くされた人たちの章よりも、ヘボン(ヘボン式ローマ字のヘボンです)と横浜の章が断然面白い。この章だけは星4つ。
その他は、清水義範の紀行文として想定の範囲内。可もなく不可もないできばえです。
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