いろんな少年少女が出てくる珠玉の短編集。 ノスタルジックな切なさが全体を漂い、シュールなものから題名の通りあからさまにもその時代を切り取ったものまでおいしいことこのうえなし。 オープニングとエンディングが加わった本書の読了感は一つの映画を見終えたあとのよう・・。 白黒主体の線の書き込みが、絵や構図のうまさに比例している。 意外にもCGも使用されていて驚かされた。
数年前、ラジオを聴いていると、今まで聴いたことも無い
アコーディオン曲が聞こえてきた。
すぐに演奏者をメモしてCDを購入。
それがこのアーティスト「牧田ゆき」との出会いである。
その彼女が二枚目のCDをリリースした。
禅語を思わせるタイトルと裏腹に、大変聞きやすい。
明らかに彼女はこのアルゼンチン由来の「チャマメ」という
音楽ジャンルを自家薬籠中の物としている。
「マイ・フェイバリット・シングス(コルトレーンと
聞き比べるのも一興)」「ジャンバラヤ」「八木節」
「ずいずいずっころばし」などのカバー曲も勿論だが
オリジナル曲の数々は、私が未だ目にしていない
アルゼンチンの草原が現前に現れる感覚を味わった。
すでにCDのプロモーションのコンサートは終えたそうだが
彼女の音楽を聞くことで、人生の引き出しが一つ増えます。
是非お聞きください。
森薫とアントンシクのフェチっぷりを見よ、という本です。この2作品のために買う価値があります。
ほかの作品もバラエティに富んでいて、なかなかよい作品が揃っています。
「敵をみつけて、それに闘いを挑むことはとても自然で、
ヒトとして健全な行為なんだ。」
という名取君のたどり着いた境地に、全く共感する!
それを知った上でどう生きるかは違うけど。
これまでがリアルだっただけに、私としては結末にちょっとシラけた。
結局、マスクマンらとノーマンにすべてを背負わせて終わりにする。
アメリカが「ビン・ラディン」や「フセイン」や「ミロシェビッチ」を使って、
敵を分かりやすくし、世論をだましたのと同じで、だまされた感が残った。
そのあたりは、もう少し深く描いて欲しかったような・・・。
でもこの物語のすごいところは、それで終わらないところ。
5年後の八福神隊の姿を、デザインヒューマンである半井さんを通して、
それぞれの立場で描こうとしたところ。
戦争を否定しないところ。
第二次世界大戦や、ベトナム戦争で戦った兵士たちが、
命をかけて戦って、帰ってみれば非難の対象。
それが、戦争ってものだけど、
結局、自分の過去を否定しては前には進めないわけだから、
八福神隊の彼らがちゃんと自分たちの経験した戦争を肯定できて、
生きていけてることに希望があるって、思った!
毎回、「今は亡き『月刊マイコン』を髣髴とさせる厚さ。
今回は新人特集との事なので、いわゆる「続き物」がなく、何も考えずに話しに入っていけます。
どれもこれも力作揃いなので、読み応え抜群。更に最後には、突っ込み所満載の漫画もありますので2度おいしい。(けど、400m走れません)
この本は、スマートに会計するか、重いんだったらamazonでポチるのをお勧めします。
Fellows! 2011-APRIL volume16A (ビームコミックス)
Fellows! 2011-APRIL volume16B (ビームコミックス)
Fellows! 2011-APRIL volume16C (ビームコミックス)
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