「誰もが待ち望んだバラードアルバム」と帯にあるが,iPodに入れて何度聴いても 感動の時は訪れない。 下り坂のHancockは別にしてCharlie Haden,Jack DeJohnetteという逸材を揃えても 肝心のBreckerのソロに覇気が感じられないのでは如何ともしがたい。 ColtraneのBalladと比較するのさえ憚られる。 さらにJames Taylorの参加はアルバムの価値を上げるより,Jazz色を薄めることにしか 寄与していないように思う。 James TaylorではなくJimmy ScottかAndy Beyの名前がクレジットされていれば Jazzファンも注目したのではないか。 ともあれ残念ながらMichael Breckerは傑作をものするのに失敗したという他ない。
「え〜、『My Way』なんて・・・」と思われるでしょうが、なにを置いても、まずは『My Way』を聞いてください!!! 映画内でAmigosという5匹のラテン系グループのペンギン達(メインボーカル(というかマンブルの後ろに隠れて)&バックダンサー&コーラス)が歌い上げてます。インパクトあり過ぎで、毎朝これを聞いて出社してしまうぐらいです。『Hit Me Up』はディスチャ系が好きな人におすすめです。『Jump n' Move』もレゲエ風なノリで映画にとてもあった曲になってます。
さらに『Boogie Wonderland』。最初はゴスペル調ではじまり、途中からダンスチューンに切り替わり、最高に楽しいです。曲のノリもいいし、タップダンス音(ペンギンたちが一斉に歌って踊る)は、ほんとど「STOMP状態」っていうぐらい圧巻で、素晴らしいです。さらに、主人公の「MUNBLE」という掛け声が、何度かあるんですが、ちょ〜可愛いです。映画見た後でもいいので、ぜひ購入してください★ ほんとに楽しいですよ♪
マイケル・ブレッカー (Michael Brecker) 1949年3月29日〜2007年1月13日は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズテナーサックス、ウィンドシンセサイザー演奏者。アルバムは全米ジャズ・チャート19週連続、1986年録音インパルス・レーベルからのマイケル・ブレッカー初リーダー作である。共演者はピアノにケニー・カークランド、ギターにパット・メセニー、ベースにチャリー・ヘイデン、ドラムにジャック・ディジョネットという今でもビックリする程の豪華な顔ぶれである。全体が一丸となって素晴らしい音作りに邁進(まいしん)して新しいジャズを創造した記念すべき名盤である。特に「EWI」という新しい楽器を取り入れ聴く事ができる、マイケル・ブレッカー自身、伊東たけしも開発に加わったウインドシンセサイザーである。惜しくも、1998年11月にピアノのケニー・カークランド、2007年1月13日にマイケル・ブレッカーは亡ってしまう。しかしアルバムは永遠に残り偉大な名盤として後世に聴き継がれることであろう。 (青木高見)
映画公開時見に行ったときの行き帰りの車のなかではこのCDを聴いて盛り上がっていたわけです。 改めて聞き直すとこの曲映画で使われてたかなーっていうのもありますが。 CMに使用された曲もあります。
トラ好きにはたまらないDVDです。内容は残酷なものもありますが、トラの映像をたっぷりと楽しめるものでした。
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