作者がこの作品と共に歩んできたというぐらい、長い作品です。毎回、読み終わる度に、フーっと、なるほど、絵に迫力がやスピード感
があります。
この巻は、チンミが最後の敵、ガンテイとの対決がえがかれています。チンミは疲労の極みの状態ながらも互角の戦いを描くのも
迫力があります。
少しでも気になった方は、ぜひ、お勧めできる漫画です。30のオジサンですが、小学生の頃からずっとおいかけています。
今回は、雨が降り、土砂により川がせき止められ、その後濁流と成って襲ってくる災害。東北大震災の津波を感じさせる内容です。
しかし、命の大切さと大琳寺の周辺の住民や修行者達の団結力が描かれています。心にグットくる物語です。
動物との感覚を共有する能力を持った女子高生が、その能力を使って事件を解決する、ありそうでなかったアニマルストーリーです。
このお話では、主人公が動物達の力を借りて、トラブルを解決していくのですが、それはあくまで動物の力を借りているわけで、決して操っているわけではなく、また、動物達と話が出来るというわけでも無いのですが、その位置付けが、かえって動物達が不自然に成ることなく生き生きとさせていて、より一層話を盛り上げてくれています。
特に、シェパードのウィルがめちゃくちゃ格好良かったです。表だった表情は動物のままでも、熱いハートはひしひしと伝わってきました。
残念なのは、こんなに面白い題材で、色々話を膨らませられそうだったのに、悪い人との抗争をメインにして三巻で終わってしまったことです。
とにかく読んで損は無いと思います。王道なストーリーですが、だからこそ素直に面白いと言える作品でした。
「大林寺編」突入!
ということで、いつもなら大林寺から離れた場所で
起こる出来事が多いですが、
本巻からは大林寺で起こる出来事で、本巻は
序章という感じで
割と大林寺での平穏な日々を描いた感じでした。
次の巻から大きな出来事になる感じで終わり、
次巻からチンミの活躍に期待です!
鉄拳チンミの作者が書いているこの作品は動物の視覚に入りそこから見えるものが本人に見えたりある程度自由に動物を動かせる力を持っています。また作者もコメント欄で書いてあるとおり映画を思いながら書いたそうで臨場感などがすごく実際に視覚に入ったような感覚に陥ります。またこのASという力を持つがためにいろいろなことに巻き込まれていきASの力を使い危機を脱出するというような設定は斬新で見ていてわくわくします。これからどうなるのか期待したいです
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