前回の『水野純子のヘル・ベイビーズ 』を持っていない方にはもちろんお勧めですが
既に持っている方の為に変更点のみ書かせていただきます。
気になるアップグレードされた点は…
表紙がピンク色から紫色になりラメの部分が増え、中のピンク色だった部分もそれに合わせて紫色になっています。
そして新たに16ページ、二色刷りのベイビーズのイラスト22点が追加されています。
シンプルかつ細かく描き込まれ、白色の使い方が効果的でした。
前の画集を持っている方もこれを見たくて購入を考えてしまうでしょう。
このページだけ紙質が違って薄いのでめくる時は緊張しますね。
作者紹介のページも2006年現在用に書き直されていて、書き足された部分や省略した点があります。
星を1つ減らした理由は値段は高くなったけど、イラストが増えた点を見ればこれから買う人の方が得な気がするのと、
追加の16ページがディスコベイビーズが載っている48,49ページの間にいきなり割り込んでいるのがちょっと…
64,65ページの間でもいい気がしますがどうでしょうか。
水野ワールド全開な1冊です。フツーじゃ思い付かないような 妖精がわんさか(エロ本の妖精とか…)!! しかもその一人一人がとてもキュートです。 対照的に情けないはじめが、またイイ感じのキャラで妖精さんたちの 可愛さを引き立てていてナイスです! 水野ファンなら迷わず買って間違いないでしょう!
唯一無二の登場キャラ。唯一無二のストーリー。唯一無二の色彩感覚。
日本が世界に誇るポップアーティスト。元祖「エロカワ」。
「ファイヤーワークス」ではデビューから現在至るまでの水野純子の成長の過程がつぶさに堪能できます。
エイベックスのコンピ「ピュアトランス」のブックレットに連載があった印象のせいもあるけど
水野純子作品の色彩感覚、世界観、空気感ってすっごくクラブよりとゆぅか、
部屋でお香焚きながら、BPM遅めのアシッドトランスやディープハウス、ミニマルなテクノなどの
クラブ音楽を聴きながら読んでると完全に世界に入ってしまいます。
無機質のようで、ふわっと温かみがあったり、時折激しかったり、
時間によって色が変わる光のようであったり、そんなところがテクノとかに通づるのかも。
基本的に男キャラは無能に描かれているので、美しくSEXYで強い女性に憧れるMな男子にも
反応するポイント多いと思う。
小さな子供にもウケる絵だと思うけどストーリーは
皮肉的だったり残酷だったり毒々しかったり性的な表現もあったり、R15ぐらいの内容。
水野さんらしい作品でした!!
素晴らしいです。
ほのかなエロスや醜美が前面に押し出されており、大満足でした。
水野純子さんのかわいらしいイラストがとても好きです。
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