まず、内容は文句ありません。解説も詳しいし、各ポーズに写真と解説がついています。そして、解剖学見地から見た、ポーズで使われる骨格と筋肉の説明があります。今までの日本のヨガのテキストにはなかった構成です。
また、アシュタンガヨガをやった人なら、誰でもぶつかる「バンダ」を使った、「ジャンプバック」「ダウンドッグからヴィンヤサアップをしてジャンプスルー」についての解説もあります。
ハーフプライマリーを何度もやった人ならすんなり入っていけると思うのですが、文字が多すぎるのと、写真がモノクロなので、ちょっと読みにくいきらいがあります。また、本の大きさがかなり小さいです。これだけの内容なのだから、もう少し値段が高くてもいいから、せめてA4くらいにはして欲しかったですね。
結論としては、ハーフプライマリーを数回経験している人向けの少しレベルの高い参考書と言えると思います。いい本には間違いないのですが...私個人としては、もう少し「バンダ」について解説が欲しかったです。
1冊かけて太陽礼拝Aを例に挙げて気をつけるポイントをわかりやすく説明されてます。
「同じ注意点はこちらのアーサナにも共通する」などと、太陽礼拝Aにとどまりません。本当は太陽礼拝Bについても解説されたかったみたい・・・!端々に先生の熱意がちりばめられています。理学療法士でも活躍中の中村先生は、ヨガでケガしないために、と言ってこの本を書かれました。確かに、ヨガをがんばっちゃう人、わたしを含め多いです。。一朝一夕には難しいポーズはとれない、って分かってるのに。そんなとき、この本をかたわらに、冷静に練習に取り組むことで、自分のヨガに対する見方もだんだん変わっていて、結果的に「ケガしないヨガ」につながりそうです。写真を多用してうれしいのですが、白黒の写真、ちょっと見づらい箇所もあるような。。でも白黒だからこのお値段が実現できたのかも?太陽礼拝Bやほかのポーズについても詳しく書かれた第2弾が出ることを期待します。
丁度、イエメン・ソコトラ島への旅へ行き、大変参考になりました。帰国直後に動乱になり、出入国禁止となりました。首都のメインストリートを1輪の花を手にしデモをしていた若い女性が・・・後にノーベル平和賞?を貰ったとか。貧富の差は激しくも互いに支え合って生き抜く姿を見ました。治安はかなり悪い中でも低所得層は大人も裸足で過ごしていますが、何故か元気に見えるのは自分の幻覚だったのでしょうか?ソコトラ島の魚市場では、子どもたちが処分される内臓をエサに魚釣りをし、こずかい稼ぎなのか、家族の食材なのか・・・自慢げに見せてくれたり・・・水深100メートルの湖で水泳の披露もしてくれました。ペットボトルが道ばたに捨てられ車で潰され「朝日に輝く歩道」になっていたり、投げ捨てられたゴミの山に文明の象徴なのかアラビア文字の『真っ赤なコークの空き缶』の傍らには賓客用のご馳走になった『山羊の頭蓋骨』が転がっていました。地元ではあまり手に入らなくなっていた、モカ珈琲の源流「イエメン珈琲」を一度だけ取り寄せられましたが・・・もうい一度味わえる平和な国になってほしいと願うこの頃です。
文が理解しづらいです。 こんな訳をしているのは誰だ?と思わず訳者名を確認したほど。
写真を使ってのポーズの解説や 取り上げられている内容などは とてもいいと感じました。
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