指原莉乃1stフォトブック『さしこ』 (講談社 Mook)
有吉さんのこの名言?にさしこの魅力のすべてが表わされていると思います。
この「かわいくないのに」というのはみなさんご存知の通り
さしこ自身が総選挙での発表時に壇上でいった事です。
自分に自信が無い、ネガティブ、暗いオーラ、しかし
何時もそうというわけでは無く、普段は明るく、みんなのムードメーカーで
一見根明に見えてそういった根暗な部分も持ち合わせている
だからこそ誰からにも興味を持たれ飽きられる事も無く、元からある個性も相なって目立っていく
このような事象からさしこの人気が沸騰し、去年見事に大ブレイクを遂げたのはある意味必然と思えましたね。
普段はあんなにネガティブなのにその言動と相反しあの元気とハイテンションさと個性は
どこから来るの?どうやって構築されたの?という疑問が大いに解消される一冊です。
いやあこれはさしこはおろかAKBファンだったら買わなきゃ駄目でしょ。
秋元先生がおっしゃっていたようにさしこはAKBの中の最大の奇跡かもしれません。
人気投票で10人もの戦友達を追い抜いたアイドル界の歴史の中でも異例の記録を打ち立てた
さしこの魅力とヒストリーとくとご覧あれ
ブラザーズ ~もっと恋するお兄さま~
期待以上のブラックな長男にめろめろです!
白衣で眼鏡でこの声だけでもまいったのに、台詞や態度がわたしのつぼに入りました。
長男をもっと楽しみたかった私としては大当たりなシナリオでした。
次男のシナリオにちょっと引きましたが、長男のたしなめる台詞が聞けるので、全体的には二重丸です。
長男ファンならお買い得なのでは?
手紙 スタンダード版 [DVD]
小説が原作となっている映画は、ストーリーや設定にたいして小説と
どの程度の距離を取るか、何を変えて(変えないで)、何を捨てるか(拾うか)の
さじ加減が難しく、監督は専用の脚本を使用する映画とはまた違った職人芸が
必要とされるのでは無いかと思います。
小説の映像版ダイジェストになっている映画や、
原作を限りなく無視して原作のファンをげんなりさせる映画が多い中で、
この作品は監督の職人芸が目一杯詰め込まれ、心を強く揺り動かす良い作品になっています。
強引な展開や説明不足の部分は、
冷静になっている今だけでなく見てる間も感じますが、
それなところをいつまでも考えさせる間は無く、
登場人物の気持ちに惹き付けられ、期待を裏切られ続け、
見終わった後はぐったりしながら、鼻をかんでいました。
ここまで私のこころを揺り動かしたのは、
出演者の演技も大きいですが、
原作が持つ良さを引き出す為に
余計なところはばっさりと切り取ったコマ取りの大胆さでは無いかと思います。
監督の生野慈朗は、
映画に比べて放送(上映)時間の長い、ドラマの演出を多くやられている方とうことで、
なおさら驚きがあります。
これからこれまでの作品を追って見たいと感じました。
You Must Believe in Spring
本来Bill Evansの美しさというと、柔らかさや優美さあふれる
プレイが魅力なのだが、この作品に限れば激情なイメージを感じる。
愛する人を亡くした怒りとかやるせなさとかが、すべてないまぜになった感覚なんだろう。
静寂にゆらめくロウソクの火を想わせる「B Minor Waltz」
青白い炎を想わせる、幽玄的なプレイが美しい「The Peacocks」などの静の曲調もあれば、
激しく赤黒い炎があがるような、絶望と希望がないまぜになった「You Must Believe in Spring」、身を切るような悲しさと荒々しさがある「We Will Meet Again」などの曲調も
ある。
そしてラストにもってきたのが、これまた印象的な「Theme From M*A*S*H」な訳だが
本当にBill Evansか?というぐらい力強いタッチだ。GomezとZigmundもいい仕事をしてる。
まとめて聴いてみると美しさも儚さも詰まった良い作品。でも他の作品を聴いてみてから辿り着いた方がいいのかも。
間宮兄弟 スペシャル・エディション (初回限定生産) [DVD]
なんとなく観ていたら引き込まれました。
イケメン主人公も劇的な展開もありませんが、静かな日常が面白おかしく綴られていて飽きません。
野暮ったいタックインのシャツから常に笑顔の不倫上司まで、全てがツボでした。
どの俳優も名演、観る価値アリです。