教育再生への挑戦―市民の共汗で進める京都市の軌跡
たまたま店頭で購入。読んでみてびっくりしました。今、教育を巡っては教師、学校、親に対する批判ばかり。総評論家ばかり、机上の空論で誰も汗をかこうとしない。そんな思いをもっていましたが、京都市でこれだけの改革が進んでいるとは。問題はこうした改革が全国の津々浦々で実行できるかどうかだと思います。教育論抜きに教育切捨てを図る一見声の大きな規制改革開放論者にとって必読の書と言えるでしょう。いささか感情的になってしまいましたが、心ある皆さんに、お勧めの1冊です。