Beyond The Bluebird
このリラックスした感じ、トミフラもケニー・バレルもお互いに肩の力が抜けた感じがこのアルバムを円熟味あふれる
すばらしいアルバムに仕上げている。
一曲目の「BlueBird」:このブルースでやられちゃいますね。バレルのギターのユニゾンテーマの音がいいねー。
こういったミドルテンポのブルースって、意外に難しいだよね。だれてやると間延びしてしまって、一曲目にふさわしくなかったりする。
意外と落とし穴だが、ブルーズの選曲と配置はとてもライブの中でむずかしい。
ブルーバードはトミフラの古巣のクラブということもあり、晩年トミフラの円熟味が惜しみなく堪能できる。
ケニーバレルの演奏も地味だが、いいね。
人間続けてやっていることは必ず実を結びますね。とりわけ二人の演奏がすごいという訳ではありませんが、このライブの感じはいいよ。
とてもジャズしてる。
またジョージ・ムラーツのベースとルイス・ナッシュのドラムはうまく老輩をサポートしていますね。敬老の意識でしょうか。
買っても損はないと思います。
ライブ盤の割には録音状態がよく楽しめます。
ジェイコ
声や歌いまわしはクリス・ブラウンやジェイ・ショーンあたりに近い感じ。
STARGATEやRICO LOVEなど制作陣にいいのがいるので、楽曲も水準以上だと思います。
残念なのは表現力不足のせいか、アルバム通しで聴くと1本調子なところ。すぐ飽きてしまいました。