70年代を代表する名作がずらりと並ぶ。個々の作品に関して何も語る必要はないであろう。「マジンガーZ」のOP・EDを収録したCDは山ほどあるが、この企画CDではEDの代わりに挿入歌「空飛ぶマジンガーZ」を収録している。渋い。さらに、ゲッターロボ・グレンダイザー・Gマジンガーが競演した劇場公開映画からも2曲収録している!また、個人的には「魔女っ子チックル」がちゃんと押さえてあるのが非常に嬉しい。惜しむらくは、ライナーのお粗末さである。ただ歌詞のみ。本当に歌詞のみ、である。個々の作品解説や作者紹介が無理なら、せめて収録作品の放映期間だけでも欲しかった。その点を除けば最高♪豪ちゃんワールドをたっぷり堪能できます。
今回初めて“堀江美都子ベスト”を買いました。「アクビ娘の歌」「緑の陽だまり」や巨大ロボットアニメ史上初の女性メインボーカルOP「ボルテスVの歌」(小林亜星作曲)が欲しかった事もありますが、小学生の頃に買ってもらったコンピ盤に入っていた「ペペロの冒険」「シンドバットの冒険」をCDで再び聴きたくなったんです。
有名な「アクビ娘」がミッチの歌だとは最近まで知りませんでした。しかもデビューしたばかりの12歳だったなんて正に“天才少女”ですね。言われてみれば確かにミッチの声だけど、まだ子供だし歌い方も違う。16歳の「緑の陽だまり」では、男性コーラス(チャタラーズ)が『まあだだよ〜』と歌った後にミッチがソロで『ま〜だだよ♪』と返すのが異様に可愛い。代表曲「キャンディ・キャンディ」(渡辺岳夫作曲)の『泣きべそなんて〜サヨナラ ね』の粘っこい『ネッ?』は誰にもマネできないと思います。
典型的なヒロイン声で、健康的な色気と優等生的な気品を兼ね備えている上に歌唱テクニックがハンパじゃない。芯の強さも感じさせるからこそヒーローソングも歌いこなし“アニソンクイーン”と呼ばれるようになったのでしょう。ミッチの歌声が嫌いな人間はいない筈です。それにしても、ミッチの曲は40年前のものでも音質劣化が殆どなくてビックリ。すぐに「Dear Friend 2007/ふたりのアニソン」も買いました☆
「心のうた」この美しい曲をなんと円熟しきったミッチのリプライズできけるなんて・・・ホントにすばらしかった。「さすらいの太陽」の再放送で燃えた私にとっては最高以外の何者でもない。30年近いリプライズでのミッチの歌声は、その密度も高く内に込めるその想いもしみわたり・・・これは他のやつにはわかるまい・・・ともかくすばらしい出来です。買ってよかった!
デビルマンのエンディング・テーマ<今日もどこかでデビルマン>が聞きたくて購入しました。私は子供の頃、リアルタイムでこの作品をテレビで観ていましたが、平成のオルタナティブ・ロックのテーマにも通じる歌詞が好きで、水木一郎さんの21世紀バージョンのシングルもありますが、やはり作品の持つワイルドなイメージは十田敬三さんのオリジナル・テイクだと思い正解でした。満足しております。
オープニングの歌詞にもあるように、ちょっと今までの魔女物よりも年齢が高いです。それだけにラブコメや女王候補者同士の戦いなどみどころもあります。メグよりも、ノンのファンだった女の子も多かったはずです。
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