アンコール曲に使われるような小品集ながら、
珠玉の名曲揃い。
弦楽合奏ならではの豊かな味わい深さがある。
コントラバスの名人芸を聞かせるボッテージの「タランテラ」。
フォルテピアノと弦楽四重奏によるボッケリーニの
「マドリードの帰営ラッパ」。
ピチカート奏法による、シュトラウスの「ピチカート・ポルカ」と
ブリテンの「おどけたピチカート」。
バルトークの「ルーマニア民族舞曲」はもともとピアノ曲であり、
後に管弦楽用にバルトーク自身が編曲しているが、
こちらはヴィルナーによる弦楽合奏用の編曲で、
ストリングスの魅力を伝えている。
そのほか、有名なチャイコのアンダンテ・カンタービレや、
バーバーのアダージョ、ボッケリーニのメヌエットは馴染み深いことだろう。
演奏はもちろん、そのあとに収録されているリハの音も実に興味深い。 普段はこうしたものを聴ける機会は多くないので、こうした裏側を聴けるのは面白くて良いと思いました。
有名なスピットファイアやメッサーシュミットだけでなく
飛行艇や水上機、近距離偵察機(ヘンシェルHs126など)や
レーダサイド機能維持に使われたアブロ・ローター、掃海仕様の
ウエリントンなど直接戦闘に参加しなかった機種まで細かく
載ってます。
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