日本全国津々浦々のB級グルメ、というか郷土名産をヒミツの県民ショー的?なノリで紹介した本です。 一つの県が見開きで上半分がいのうえさきこ氏の漫画、下半分が永浜敬子氏のエッセイで成り立っており、気軽にのほほんと読むのに最適です。 エッセイも緻密で機知に富み、私の地元に関してもかなり詳しく調べてあり、ついほくそ笑んでしまいました。 私のようにいのうえ氏のファン、地方出張の多い方、旅好きの方、某番組のファンならば迷わず買いかと。
この本のタイトルがすでに問題な日本語のように思えます。
ど、どうなのかしら・・・
タイトルとオチに味があり、言葉にこだわる作者ならではの世界を堪能できる4コマ漫画です。なぜ作者が独身なのか納得できるような、でも読み終われば、きっと作者のことが好きになっている、そんな作品です。
キャラ絵が西原理恵子に酷似していたことから、
「恨みシュラン」的に毒舌トークが炸裂する漫画かと勝手に勘違いしていました。
それはともかくとして。
偉い人、偉くない人、真面目な人、変な人…
様々な人が出てきては、その道ならではの発言を残していきます。
見た目に反してかなり真面目。
あえて似た作品を挙げるなら「おごってジャンケン隊」でしょうか。
ただ、「おごって〜」が人間性そのものを尋ねる傾向にあったのに対し
この作品では仕事・職業に焦点を当てる傾向にあるようです。
(ゲストの豪華さでは「おごって〜」に百歩リードされていますが…笑)
これから自分のやりたいことを考える人や、色んな職業の醍醐味を知りたいと言う人にお勧めです。
個人的に要望を言わせてもらうと、絵的にもう少し「りえぞう離れ」して欲しいです。
「似てる度」では倉田真由美や現代洋子の更に上なので…笑
入院し時間をもてあましている父にこの本を差し入れしたら大変喜んでもらいました。
雑誌のクロスワードに比べて、見やすく内容もまとまりがあり、解くのも楽しくできたそうです。他のクロスワードの本は2割程度の問題をやったところで途中でやめてしまったのに、この本は全問解いた(着手した)とのことでした。
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