前巻で各委員会の委員長が変わりましたが、この巻にも続いています。 読み始めはフェイントがあり、マンネリ打開していました。
新学期に登校した忍タマたちがアレがない事に気がつき事件が発生… 学園長先生の思いつきで忍タマだけで事件を解決させることになりました。
落・乱は登場人物が多いのでそれだけで話が終わってしまうことがありますが、今回は各キャラクターの個性が充分発揮されて、ストーリー展開も面白かったです。 思わず吹き出してしまう場面も数か所ありました。
善法寺伊作が前巻から会計委員会委員長になったのですが、発注者不明の豆乳の購入請求書(しかも高額)が出てきて、どうして良いのか分からず潮江文次郎保健体育委員会委員長(ややこしい〜)に相談に行くと…豆乳=豆腐=久々知? の図式になりますが、そんな短絡的なモノではありませんでした。 全校生徒+ドクタケ忍術教室が総出で事件を解決に乗り出します。 期待通り、わくわくしてとても楽しかったです。
初期の忍たまのサントラである。 主題歌・挿入歌・キャラクターソング・ボイスドラマが収録されている。
他のサントラと比べたらどうなのか、という点はよく分からないのだが、 ともかく初期忍たまファンには堪らない曲が入っている。 冒頭の「勇気100%」がフルバージョンではなく、短縮版であることに注意。
(おそらく)このアルバムでしか聴けない曲の説明をざっと。 「忍たま補習授業」は、土井先生が三人組の成績の悪さに胃を痛める話。 「ピンクの服」は、くノ一教室三人娘が女心を歌った歌。 「友情は忘れない」は、三人組と三人娘の計六人が愛を歌う、妙に仰々しい歌謡曲。 「正直になろうよ」は、作品との関連性がよく分からない曲。 「レゲエでヘムヘム」は、ヘムヘムが妙な鳴き方をするようになった由来を説いた曲。 「おいしい内蔵助」は、給食のおばちゃんとしんベヱとしげによる、食事への賛歌である。 「世界がひとつになるまで」は、のちのEDテーマの原曲である。歌唱は三人組と三人娘による。
●子供向けの絵本である。非常によくできている。オールカラーの写真、イラスト満載で、わかりやすい。見て楽しい本。この本で初めて実物の写真を見たものがたくさんあった。資料としても第一級である。 非常にわかりやすい表現でありながら、忍者の歴史、その仕事・役割、道具や武器の解説、様々な忍術を扱っている。忍者のエピソードも盛りだくさん。
●著者は、アニメ『忍たま乱太郎』の原作を描いた漫画家。著者は女性である。女性が書いた忍者の本はほとんど例がないと思う。女性らしいきめ細かさ、おおらかな味がある。
●子供たちはこの本を読んで、ニッポンの伝統芸である忍者を知り、ぜひとも忍者をめざしてもらいたい。 核武装もイージス艦もいらん。ニッポンは忍者が守る!(^ω^;)(;^ω^)
キャラの書きわけが難しいのは十分理解できるのだが、顔が似かよっているキャラたちが非常に多い。今回初登場した三人組の若い忍者のうちの二人は伊作と大木先生にしか見えなかった;むしろ途中までそう思ってた。
*服装が皆似ている‐忍たまたちは全員同じ
*敵キャラはともかく、とりあえず忍たまたちは「普通の顔」じゃなきゃいけない
*頭巾着用の為、前髪とマゲ、顔のパーツでしか区別がつけられない。
*アクセやタトゥ、(子供は)残酷な傷、各種アイテム、時代考証無視の武器、必殺技などがつけられない。
そう考えると大変ですね……うん。すみません。
スペシャルのステッカー(ツヤツヤしてるもの)は、必見の価値ありです。 パッケージにもある乱太郎&きり丸はもちろん、滝夜叉丸、綾部、タカ丸、3年生に2年生…更に上着を脱いだ(黒のランニングみたいな服の)三郎&雷蔵もあります。
5年コンビ好きの私としては嬉しいラインナップで、同じ顔なのに表情の違いで三郎と雷蔵を描きわけているのはさすがです。
1ボックスではそろうか分からずに2ボックス買ってみて全部はコンプリート出来ませんでしたが、双忍のファンの方なら一見の価値はあると思います。
|