「ごちそうごはん」とのタイトルにはなっていますが、「ごはん」は「ご飯」ではありません。穀物のご飯やパン、麺類はやめて、肉、魚、豆腐、野菜(根菜類は除く)を食する「ごはん」です。この4ヶ月ご飯やそばなどは食さず、ふすまパン(ネットで購入可能)をいわゆる「主食」にし、この本のレシピをいわゆる「副食(おかず)」にしていたら、5kg減量しました。ヘモグロビンA1Cも7.1から6前後になりました。糖尿病の方のみならず、減量を目指す方も大いに役立つレシピ集です。
宮本輝の原作は読んでいないが、映画は秀逸だ。心に染み入る作品とはこういうのを言う。全体に台詞が少ないが、それだけに登場人物の心の動きがかえって浮き彫りになる。私はこの映画をアメリカ留学中に観たが、日本に対する郷愁をかきたてられたのを覚えている。みんな観るべし。
私は、9年前に糖尿病を発病し、徐々に悪化し、さまざまなことをあきらめ、人生の目標を失ってしまいました。昨年11月に、2年間白血病と糖尿病で苦しんだ母親の最期を看取り、自分の人生をもう一度考え直す機会を得ました。そこで、出合ったのが「糖質制限」です。4種類の薬をきっぱりやめ(江部先生は主治医の指示なしではだめだと言っていますが)3食全て糖質制限をしました。すぐに効果が出ました。理科の教員でありながら、自分に処方されている薬の効能も確かめず、医者の指示に盲目的に従っていた自分の愚かさを知りました。腎臓と肝臓が痛んでなければ、効果抜群です。私の場合、半年でHA1C 7.9(服薬あり)が5.6(服薬なし)になりました。体重97kgが68kgになりました。ウエスト105cmが80cmになりました。そして、糖尿病が発病して9年間あきらめていたランニングも夏より再開でき、いくつかのロードレースに出ました。再起のレースでは、30代の頃では考えられないようなひどいタイムなのにゴールして泣けました。70歳や80歳になっても走るぞという目標が立ちました。ほぼ毎日10〜20km走れるようになり、今月末のフルマラソンを楽しみにして、生活できるようになりました。この本の食事療法は有効です。どうか一人でも多くの人が糖尿病から健康を取り戻すことを願ってすすめます。
「糖質制限」体に悪いと信じていた。
最近、主食を玄米にして肉、脂断ちと運動で
半年で25kgの減量実施。
にもかかわらず体重以外はある程度までしか
改善しない。血糖値は110mgから下がらず
A1Cも6%から動きません血圧も高めでした。
この本を読んで納得、糖質制限を開始。
5日後、病院で検査すると血糖値99mg、
A1C5.4%おまけに血圧も降下剤を飲まな
かったのに正常に落ち着いていました。
更に3日後、体重が2kg減で絶句!!
小説の内容が素晴らしいことは言うに及ばず,加えてこの小説が書かれた背景に心打たれるモノがあります.まずは「あとがき」から読んで頂きたい,それが本音です.北朝鮮から日本への命がけの生還を試みた横尾文之助は実存していた人です.戦前戦後の混乱期,今とは比較にならない厳しい時代に生きた様々な人たちの生き様がこの小説に克明に描かれており,著者の訴えたい一面がここにもあるように感じました.
人の人生なんてほとんどがうまくいきません,と言うか,うまくいかないことの方が多いかもしれません.そんな世の中でも何故人は生きていくのか? それは人と人との絆,そこに描かれる人の縁がとりもつ予期せぬ良い関係が無意識に人を引っ張るからではないでしょうか?この小説を読んでいるとそんな人と人との良い関係が知らぬ間に人を導いていく,そんな人生もあるんだよ と訴えかけているように感じます.主人公の志乃子はそんな絆を予期せぬ形で経験するに至り,これが自然な成り行きから良き歴史的事実を知ることに繋がっていきます.読み進むにつれて,良き人の絆とその縁にどんどん引き込まれてしまいます.
秋の夜長にじっくり読んで頂きたい,心惹かれる長編小説ですね.
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