2006年は邦画が豊作で、興行収入は21年ぶりに洋画を上回ったそうだ。
年が明けてからそれら話題作が続々とDVDで発売されだしたので、
片っ端から買って観ている。
正直、前評判のわりにハズレが多い。
が、そのなかで本作は数少ない「あたり」である。
原作の長大なストーリーをどうやって2枚のDVDで完結させるのか、
ことに、前編は原作をはしょらずほぼ忠実に再現しただけに、
後編に残された膨大なストーリーを扱いきれるのか、
そこがひとつのおおきな関心であった。
しかし見事に、まったく見事に完結させた。
原作ではLはライトに敗北する。
が、もし本当にLという天才がいたとしたら、
ホンモノのLはきっと原作のLではなく、映画のLである。
そう思わせるほど見事な結末であった。
映像もCGに手間隙かかっており、浮世離れしていていい。
演技もとくに、松山ケンイチがLになりきっていて、いい。
この役をやるために役者になったのではないか、と思うほどはまっている。
かっこいいことこのうえない。
ストーリー、映像、描写、3拍子揃ったエンターテイメントの王道をいく作品である。
未見の方には、ぜひお勧めしたい。
日本の若手女優によるグラビア誌です。
B4判グラビアと「リセット」という統一テーマでのインタビューで構成されています。
長澤まさみ17カット、川島海荷11カット、桜庭ななみ11カット、木村文乃10カット、戸田恵梨香3カット
仲里依紗3カット、ヒガリノ1カット、藤江れいな1カット。(敬称略)
満島ひかりさんは「一命」「スマグラー」からの引用です。
皆さんいずれも見ごたえのあるグラビアですが、特にドレス・ワンピース姿の桜庭さんは
桜庭さんのグラビア歴の中で重要な作品となっています。
統一テーマがあるためか、年齢もキャリアも異なる女優達の言葉が
計らずも互いに呼応し合ってるのも興味深いです。
二階堂ふみさんは10カット掲載されています。
二階堂さんを初めて見たときの印象は、顔立ちでもなく表情でもなく「面構え」でした。
それは挫折を知らぬ若者の不敵さではなく、自分の才能に確信を持っている者の恍惚と不安。
どんな状況でもハッキリ太く自分の線を引ける、ほとばしる才気。
今回のグラビアでもその印象は変わりませんが、生命力溢れる破顔も素敵です。
砕けたガラスを前に横たわるカットは、思春期の沼地を闘い抜けた者の
穏やかに艶やかな表情にも感じられます。
11月公開の岩田ユキ監督作「指輪をはめたい」での登場ですが、「ヒミズ」についても少し言及されています。
古谷実さんの「ヒミズ」を園子温さんが監督し、「劇場版 神聖かまってちゃん」の二階堂さんと
冨永昌敬監督作「パンドラの匣」の染谷将太さんが主演するという非常にストレートな布陣にて
マルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞される前に行われた撮影・インタビューですが
十分に才能の余力と伸びしろを残した状態での受賞ですから、御本人がおっしゃられたように
プレッシャーになりすぎる事もないでしょう。
自意識の泥水をしぶかせているのか、現実と地続きの惨劇の軋みが静かに鳴り響いているのか
未知なる二階堂ふみ第二章に期待しています。
近年、注目の女優で14歳当時に発売されたこの写真集もプレミアが付いているらしいです。
確かに顔立ちが整っております。笑顔の写真で「歯並びも綺麗さ」が判るのもポイント! 美人でも歯並びがガタガタな子って、結構います。歯並びが綺麗だと笑顔の印象が一際良くなるのです。
身体はまだ全然華奢で、水着も制服も全体のラインが目立たない。 しかしそこが清純さが強調されている点なのかもしれませんね。
10人に「美少女か?」と問えば、全員が「美少女だ」と答えることでしょう。
冒頭の人形の芝居から魅せてくれます。
少しドラマがかかってますが違和感なく楽しめると思います。
デスノ−トで彼女を知ったがもっとはやくに見たいと思った作品だった。
大人ぶった姿も楽しいです。
本当に「ツヤツヤしっとり」になるので愛用してます。きっかけは何かで頂いた試供品でしたが、それ以来ずっとです。ボトルが可愛いので捨てるのはもったいないなと思ってましたが、こちらの詰め替え用があると知り、注文しました。
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