ストーリーとかはまるでダメです。 荒廃した東京が、アングラ文化の発信地になっていて、 それに憧れた主人公たちが東京に行く。 ・・・という発端なのですが、 着いた東京は(撮ってる映画のレベルとか)、 とても水準が低く見えて、 物語の前提が崩れている。 後半、決戦シーンになるんだけど、 命のやりとりをするほどの原因が、無い。 味方の犠牲と、敵への制裁が釣り合ってない。 仲間が命がけで守ったフィルムが その後重要視されない。 ミュージシャンになりたい設定のキャラが ギターを入手したのに一曲も弾かずに ギターを武器にしたり。 イロイロと、がっかりなデキです。
けど、バイオレンスジャックや北斗の拳を意識した設定は楽しい。 DVDの特典冊子のマンガは、冒頭がまんまバイオレンスジャックだし 映画のナレーションは千葉繁が、あのテンションでやってます。 決戦に挑む中尾明慶は、キカイダーのコスプレだし、 ほかにもイロイロ小ネタがあります。
泉谷しげるが東京都知事というのは良い冗談だし、 知事の腰巾着の警察署長バナナマン日村は 場のムードを変えてしまう力を持っている。 石立鉄男が本人の役(?)で出ているのも見所かも。 いしだ壱成も、本当に良いアニキです。
純粋に「映画として楽しみたい」という人にはオススメしません。 でも好きな役者が出ているという人は ファンアイテムとして持ってて良いかも。
あたしはバナナマン日村が見たくて買ったのですが、 満足してます。 特典映像は、バナナマン設楽が主役で、 これも楽しい。
けど、映画作品としてはサイテーですよ。
日系アメリカ人1世、2世からみた太平洋戦争が分かりやすく描かれた良作だったと思います。
ただ、沖縄戦を経験したうちの母が言うには、あんなに那覇の状態は綺麗ではなかった、との事。
首里城でさえ、城壁を残して跡形なく破壊されてしまったそうですから、火炎放射器の残酷さくらいは紹介して欲しかった…と言っていました。
(那覇以南の建物は全て形を留めていなかったらしい)
広島の原爆についても、同じ事が言えます。
ドラマでは、アメリカ国籍である事で苛められる二人の視点で描いているせいで、日本人が悪く見えてしまう所が気になりました。
アメリカがどんな残酷な戦闘をしたのかも、もう少し描いて欲しかったです。
総評としては、祖国を捨て、外国に移民をした人々が、どれ程の偏見や無理解に苦しみ、アメリカ人として認めてもらうまでに如何ほどの犠牲を払ったかを伝えた意義深い作品です。
戦争体験者である橋田氏の思いが伝わってきます。
アメリカの大地に沈む太陽もとても印象的で、感動しました。
最近はこういう映画は少ないですね 話はよくありそうな内容ですだからオチも 解ってしまうだけど面白い 今時よくあるどろどろとした話に飽き始めた人には お勧めですね結構笑えるシーンもあるしなにより気軽に楽しめる映画なので良い方だと思います
原作も、アニメも見たことがありませんが実写版を見ました。
原作を知らなくてもこれはこれで、十分楽しめました。
過去は変えられない。変えてはいけない。
すごく切ないけれど、当たり前のことが切なさとともに
仲里依紗さんの大粒の涙から伝わってきたような気がします。
なんだか切なさが後に残って、見終わった後にいろいろ考えてしまうような作品です。
切ないのに、こころはあったかい!見てよかったです!
私は以前から広島・長崎の原爆に想いがありました。本来なら次々と日本軍は玉砕され敗戦が濃い中なのに 政府(軍部)は米国・英国に降伏する様に言われていたにも関わらず黙殺して戦争を続けた為に沢山の尊い生命が老若男女に関わらず亡くなっていきました。その象徴が この原爆です。たとえ戦後60数年が経ってもこの戦争・原爆の悲しみ・苦しみ・怒りは生涯 被爆体験をされた方・ご家族は当然 戦後に生まれた私も忘れられません。その想いをそれを見事にこのはだしのゲンは訴えてくれました。素敵な中岡家 出来る事なら家族の皆が無事だったらどんなに良かった事か。どんなに苦しくても逞しいゲンに涙・涙・・・ゲンに勇気を貰いました。今年の夏に私は初めて広島に行き原爆ドームと記念館に行きました。はだしのゲンのことが思い出されて涙がとまりませんでした。本当に亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
|