正直「すぽると」のブンデスリーガで流れる曲目当てで買ったのだが、いまとなってはすべての曲が同等に好きだ。
1〜3曲目への展開が特に素晴らしい。「Abbey Road」や「Appetite For Destruction」 を彷彿させるほどの圧巻の展開だった。
後半になるにつれだんだんと叙情的な、かつ幻想的な雰囲気を醸し出していた。(あくまで個人的な感想)
久方ぶりにロックで鳥肌が立った作品。この値段でこのクオリティなら安い。
キリンジファンです。あまりにキリンジにのめり込み過ぎて、苦しくなっていた時、青山陽一を知り、聴いたら病みつきに。やはりギターがカッコよすぎる。それと詞。「伝書鳩ここへ、飛ばしてくれないか」って・・・「妻も娘も親も知る由もない」とか。月並みな感想かもしれないけど、日常の中の非日常とか、人生の刹那的な瞬間を捉えたような歌詞が心に刺さる感じ。ひとことでは言い表せない独特の、複雑な、美しい世界がそこには在るのです。古いアルバムも聴きこんでみたけど、このアルバムはとても完成度が高く、作り手も完全に自分のやりたい事をやりきっている感じがして、この世界にどっぷり浸れる安心感すら感じます。12月10日のライブ、本当に楽しみ。
20年前、ビデオが無かったのでTVにかじりついて見ていました、「クイーンはいつ出るんじゃ~」って。早朝眠くてたまらん時に、やっと出てきてくれました。その時は見れるだけで満足とか思っていたのですが、クイーンの演奏が終わった時には、鳥肌たっていたのを忘れられません。観客はクイーンファンだけじゃないのに「RADIO GA GA」で会場の皆が一体となって両手を挙げている・・・。(ここで鳥肌最高頂) フレディ凄ぇ・・・。こう感じたのは私だけじゃないと思う。 クイーンのライブDVDとまた違う感動があると思います。 勿論クイーン以外も楽しめるはずです。とくに80年代育ちには。 この内容でこの価格は「絶対お得」ではないでしょうか。 ・・・それから、リストには載ってない「DO THEY KNOW IT'S CHRISTMAS」、「WE ARE THE WORLD」のビデオクリップも入っており、D・ボウイ&M・ジャガーの「DANCING IN THE STREET」を見れたのが嬉しかったな~。
才能のある者にとってジャンルなんて枠組みは関係ない。STEVE STEVESにとってはフラメンコが実にアピールするものなのだ。だからまじだやつは。これはやばい=実質はフラメンコではない、もっとレベルの高いもの=つまり彼独自の音楽である=それがここでは聞ける。スパニッシュギターの華麗さが欲しかったにちがいない。SCOTT HENDERSON/ STEVE MORSEと並ぶ世界最高のギタリストであることがこれを聞くとわかる。フラメンコギターの並外れたパワーと集中力に彼は惚れたにちがいない。オールオーヴァーギタリストとしての実力をまじまじと見せつけた偉大なるアルバムである。アイデアがやっぱすごい。天才とはやはりアイデアでありひらめきである。捨て曲なしでぶちまかしてくれています。パワー全開。天才とは己の中の宇宙を表現する人間だ。であるならば彼はこれを実践している。狂気と紙一重の神業アルバムである。フラメンコしちゃえってばさああああああ。
IDEA というアルバムタイトルを反映してか、ジャケットもなかなか凝った作りになっていますね。
氷室さんがクロムハーツを上半身素肌につけられているあのカット!カッコイイ!!!
そしてもちろん、楽曲も最高です。RE-BORN のイントロで加速がついて、そのまま最後まで聞いてしまう。
個人的には、このアルバムではイントロでグッと心をつかまれる曲が多いです。堕天使のギター!!ほれぼれしちゃいます。
最後のDISTANCE なんかも、いいですよね。HEAT はヒムロック的なポップ。シングルにもなっており聴きやすい楽曲ですが、
IDEAの曲順の流れで聴くとこれは逆にアクセントになっていて、いいのかなと。
HEATは過去のベスト盤(Case of Himuro, 20th Anniversary〜)にも入っていますが、ベスト盤の中だと、
IDEAのコンセプトから切り離されてしまった感じがして、なぜかすんなり聴けないのです…
(ベスト盤の曲構成が悪いと言っているのではないです。)
それだけ、IDEAというアルバムを通して、その頃の氷室さんのIDEAが強力に表現されているのだと解釈しています。
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