前作のテイストを残しつつ、重厚さを増したサントラ。
カーチェイスのシーンで流れる「Bim Bam Smash」の派手さも去ることながら、
サスペンス部分の曲も徐々に盛り上げていく形をとり、退屈なものには仕上がっていない。
サスペンスアクションのサントラとしては文句なしです。
Mobyの「Extreme Ways」が収録されているのも大きい。
2作目でこれなのだからアルティメイタムはどうなるんだろう。
今から楽しみで仕方ない。
柳の下のドジョウといわれるが、この映画は逆。2作目のほうがいい。 1作目でとりあえず軽くフッキングしておいて、つまりエンタテイメントに仕立ててミーハーをつかまえて…といった高度なテクニックを使ったのだろうか。 原作がラドラムというのもやはり効いている。ただ、内容はかなり違う。それでも原作の雰囲気はきちんと維持されている。 宮台真司風に言えば、「原因を社会のせいにできた時代から、自己自身が問われる時代への変遷」といったところか。 3作目はまだだが、どうなるのか。
最近お決まりのツインパック。 ボーン・スプレマシーに前作、ボーン・アイデンティティーのセット。 両方バラで買うよりはお買い得なので前作も観てない人にはお勧め。 ストーリーは好き嫌いがはっきり分かれそうな内容。 アクション物としてはそれなりの出来だと思うので星3つ。
どことなく無機的な雰囲気が漂うサントラ。
静かな音楽ばかりだと思ったら、急にテンポが速くなったり、
主人公のボーンと同じように「静」と「動」のメリハリが効いています。
トラック6と18で聴ける、少しテンポを外したようなメインテーマっぽいやつがかっこいい。
残念なのはMobyのExtream Waysが収録されていないこと。
聞きたい方は、素直にMobyのCDか、次回作「ボーン・スプレマシー」のサントラを買ってください。
「ボーン・スプレマシー」のサントラは、このサントラのテイストを受け継ぎつつ、重厚さを増した良サントラ。
こちらもオススメです。
・「三枚目」とは言わずとも「二枚目半」的なマット・デイモンが演ったからこそ、リアリティー、インパクトを感じる映画になったのではないでしょうか? 多分「二枚目俳優」が演じていたなら「ありきたり」の映画になっていたのかも… (「二枚目は正しい」「二枚目は勝って当然」みたいな概念、ありますよね…)
・シリーズ全編「相手の裏をかく」行動が小気味よい!! 先の先を読む頭脳と、いざ! というときに発揮される肉弾戦が最高です!!
・このシリーズ、リバイバルで劇場公開されたら絶対観に行きたい!! スクリーンで堪能したい!!
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