(総合6/10点)
第21話「蒼白の騎手」★★★☆☆6/10点
#13,14が彼らの行動理念の脊髄となっていたように
シドウの悲壮で不屈の決意の背景をもっと描いて欲しかったのが残念。
人に絶望した優しさの裏返しのように、寄り添う人々の絆が断絶されていく
無慈悲な嘆きが哀れで、初めて見る彼女の感情的な混乱に胸が痛みます。
ヴィクターの意外な一面に驚き。人は見かけによらないものですね
第22話「届かぬ想い」★★★☆☆6/10点
「絶望」に嘆いたゲルトの顛末をなぞりながらも、間違いを正し、
人は成長する未来の「可能性」を見据えた彼の最期の愚直さ、
純真さが心に響きます。しかしながら、現実の辛辣さを知りつつ、
可能性を求め対立する図式の無情さを踏まえた絶望感を最後まで
払拭させないのは皮肉でしょうか。
躁鬱の均衡を取りつつ、観る者に誠実さの有り方を訴えかける
憂鬱ドラマがまた一歩進化したように感じられました。
アップテンポのロックナンバーです。 サビメロもカッコいいし、ギターのサウンドもソロもイカしてます。 久し振りに感動しました。 グランロデオって、マジ凄いです。 いつまでも、この路線を突き進んで欲しいです。
ちなみに、発売日前日に買って、iTunesで曲目が出て、別の意味でも感動しました♪
アニメ『ブラスレイター』後期エンディングテーマ(13話〜)
1:A Wish For The Stars
2:DD
3:A Wish For The Stars <off vocal>
4:DD <off vocal>
このCDは挿入歌の『DD』がA面で、ED曲『A Wish For The Stars』はB面です。
第5話Aパート前半で、チャンプ・ゲルトが元チームメイト・イーゴと夜の雨降るサーキットで、
マッチレースをしてゲルトがイーゴを完全に超越していたシーンで使われていたフランス語の挿入歌が『DD』です。
とにかくDDが良い!
いとうかなこさんのDDの為に買うCDです。
DD一曲の為に買える上に、ED曲が付いてくるので☆5つです。
買う前は「シングル曲全部持ってるし、どうかなー・・」と思っていましたが、
買って全曲通して聴いたらとても良く、大変満足しています。
まず1曲目「mind touch」が壮大なスケール感を感じさせる曲で、
アルバム全体がギュッと引き締まった感じがあります。
この1曲の役割はとても大きく、「全曲聴き終わってもまた聴きたい」と思わせる存在感のある1曲。
2曲目のつなぎも、とても素晴らしく感じました。
そこから続く楽曲群が、多様なメロディーと世界観に富んで、
「栗林みな実」というアニソンアーティストの、さらに増した魅力を感じさせ、
最後まで楽しめた1枚でした。
個人的には、アップテンポな曲が多かったのも◎。
最初の2曲と、最後の2曲は栗林作詞作曲なのも、心得てる感じでgoodですね。
CDのサウンドの質に関しては、4thで評判の悪かった部分ですが、
今回は比較的音の悪さも気にならず、栗林ヴォイスもクリアに聞こえた印象で改善されてたと感じましたよ。音楽を作る会社ですから、製品の音にはこだわって欲しいですよね。
後の怒涛の展開から考えると、この巻のエピソードは、まだ序の口だ。
どこまでいっても救いのないストーリーも、
瞬きする暇さえないハイスピードアクションも、
まだまだ慣らし運転といって差し支えないと思う。
だが、それは先の話を知っているからであって、
本放送を初めて見たときの衝撃は、決して小さなものではなかった。
マクロスだけが板野サーカスじゃないってことは、
本作を見るまでもなく今さら言及する必要もないことだが、
そうとわかっていても、やはり板野サーカスのド派手演出はすごい。
そして、とにかく話が重い!
ゲルトやマレクの身に降りかかる不幸の容赦のなさときたら、
痛々しいのを通り越して、むしろ圧巻だ。
せめて後の展開で報われて欲しいという視聴者の祈りは、
まったく届かない。
きっと最後まで届かない。
だが、そこがいい。
虚淵の関わった作品に、ハッピーエンドなんて端から期待していない。
この先、ますます加速するであろう鬱展開にこそ、期待せずにはいられない。
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