フミ子「版権元が同じサンライズだから、訴えられても有耶無耶に出来る。奴らはそこまで計算づくよ。」 新八「色んな意味で悪質だよ!」 ・・・という劇中のセリフにもある通り、やりたい放題ですw。 なんか顔にモザイクが掛かってるガンダムそっくりのロボが出たり、阿呆のニュータイプ空間が現出したりとガンダムファンなら笑わずにはおれないでしょう。 それだけかと思ってたらなんとエリザベスがアムロの声で喋り出したり、敵の大ボスがシャアの声だったりして、毎週の放送がホントに楽しみでした。 しかし池田秀一さんもよくこんな阿呆な作品(←褒め言葉です)に出ましたね・・・。 この分だと、「機動戦士ガンダムさん」がアニメになっても声当ててくれるんじゃないかな〜なんて思ったりw。
頭のいい人の見本とも言うべき作品です。これほど錯綜してしまったいくつものテーマを見事にその本質に切り込んで、バランスシートとという道具を使いわかりやすく説明してしまう。ただただ感服です。国や埋蔵金というものの本質、介入と金融政策の関係、民営化の本質、ギリシアと日本の比較、消費税と年金の関連、取りすぎの雇用保険などの問題が見事に解説されます。
そしてそこに潜む問題をoverstateすることもなく、といってunderstateすることもなく、その本質を「裸の王様」の話のように、ただただ裸にしてしまうのです。著者の本質を解明した後に述べる、「...とはそんなものなのです。仕方のないことなのです」というスタイルは、まさに「賢人」を思わせます。必要なのは、明晰な頭脳だけであって、ガラクタの理論や知識ではないのです。
しかしいったい財務省って何なのでしょうかね。そこに多くいるであろう「頭のいい人」たちの仕事とは。著者と同じように、すべての本質を十分わかっていながら、その本質の隠蔽とdistortionそしてあほなメディアへのdisinformationに、すばらしい頭脳を日夜費やす仕事なんて。これこそが「政治」なのかな。
ところで、最後の国際政治の部分はちょっとバランスシートという本の中で取り上げるには、牽強付会の感が無きにしも非ずですが。
残念ながら本編アニメーションは3月で終了を迎えたものの、選り抜き再放送枠や劇場版が控えていたりと、まだまだ元気な アニメ版銀魂。何よりDVDを揃えていればいつでも動く銀さん達に会えます!ファンの方々。
本巻は170話〜174話を収録。一巻分丸々の長編だった前巻と異なり一話完結ものを集めた小話集の趣になっている。何 気に登場キャラの総数が多く、桂・新選組一派・長谷川・定春とエリーのマスコット組等随所で拝めるお得感あり、各キャラの ファンの方は購入して損はないでしょう。
本巻は原作にはないアニメ版オリジナル回の比率が高いのが特徴。オリジナル回に関しては賛否ある様だが、原作中では 描きにくいような、単純ネタを元にした小話風情のものが中心であり、これはこれで好きだ。それでも171話Bの抜け毛ネタで 万事屋メンバーを薄毛にしたり、173話Bの銀時-定春身体入れ替えネタで銀時の外見になった定春に布団の上で用を足さ せる場面等はかなり際どいが、これもアニメ銀魂でこそ味わえる醍醐味だ。 原作準拠話では172話での取調べの際に新選組局長・近藤が扮する「ごりら刑事」の奮闘振りは、刑事ドラマ風情のBGM 付で観ると楽しさ倍増しで笑う。174話Bエレベータ幽閉話にて、弱る新八を銀さん・神楽で励ましエレベータを強行脱出す るシーンは、展開を知っていてもジンと来る。
特典はシリーズ中屈指の傑作回の一つ「寝る子は育つ」ネタの「神楽ちゃん不眠ポーチ」。赤地にポーチ面一杯に印刷され たクマ目神楽の不気味な顔が恐怖をそそる逸品、使い道に困るが(笑)。 カレンダーカードは本巻で珍しく目立っていたエリ ザベスと定春の仲良しツーショット、可愛い。
相変わらず笑い、泣かせてくれるアニメ銀魂。4月からの選り抜き再放送枠も楽しみだ。
90%以上の値引率を不審に思って調べたら、同じメーカーの時計を扱うサイトでの価格はせいぜい2万円(同じクォーツ時計)程度でした。 http://www.salvatoremarra.com/index.html (Salvatore Marra(サルバトーレ マーラ)オフィシャルサイト)
こちらに掲載されている商品はありませんでしたが、10万を超える参考価格は眉唾物だと思います。
ただ上記のサイトに掲載された商品に比べれば安いようですし、参考価格は無視して他の情報から判断して、気に入ったなら購入すればいいと思います。
本巻は人情あり下ネタありの銀魂らしさが雑多に詰まっており、特典アイテムも含め地味にお得な一本。
まず四天王篇最終話「お控えなすって!」。四天王篇への情熱は前巻レビューに散々書かせていただいたので省略するが、春雨一派の
多勢相手に自ら血を吹き出しながら暴れまくる獣然りの銀時と次郎長、屋根の上からかぶき町の住人達にはっぱをかけるお登勢、立場を
超え団結し、敵側に殴り込みをかけるかぶき町の住人等、登場人物達全ての筋の通った生き様にしびれる。
そしてただ見て欲しい最終シーン。次郎長が長い間捨ててきた「父親」の肩書きを取り戻し平子を抱きしめる中、花びらが風に舞い上がる、
余りに美しいとしか形容できない絶景。歴代銀魂アニメの中でも屈指の名シーンとなること必至だ。
絶妙なタイミングで挿入される「サムライハート」が鳴り終わり黒画面一色の中で響く、次郎長「ただいま…」の台詞で長い四天王篇の終り
を噛み締める。この感動は動画化したアニメーションならでは。スタッフの方々、本当にお疲れ様でした。
ここで一息つくかと思いきや、高杉と神威がタッグを組み悪の美学よろしくスリリングな戦闘シーンが見られる後日談回「丁か半か」も必見。
後半2本は四天王篇がなかった様にギャグ色強い短編。216話の工場見学編、あの大五郎君をはじめとした可愛くないませガキ達の容赦
ないツッコミにしょげる銀さん達大人組がとっても切ない。謎の商品「パトリオット」をめぐる究極にナンセンスな制作ドラマが見所。
私的に強烈に推したいのがラスト217話「二度あることは三度ある」。将ちゃんこと徳川茂茂をめぐるプールでのエピソード。原作でもかなり
際どい印象を残した話だったが、アニメの軽快なテンポで次々現れるおっぱい半ぽろ・スケべ椅子でスライダー駆け下り・ブリーフのシミネ
タ等お色気・下ネタ連続爆撃が痛快。こういうお下劣話は大好物な一方、「これ放映して大丈夫?」と流石に心配になる部分も。本編放映時
は確か祝日で家族揃ってTVを観ていた方も多かった筈。ネットの実況でもかなりの反響があったのを覚えており、恐らく放送局には苦情が
殺到したに違いない。これと四天王篇が同じDVDに収録されること自体信じ難いが、この懐の大きさ(?)と「銀魂ならやってくれる感」が一般
のみならず業界内に多くの隠れファンを持つ要因なのかも。
温かい人情に大いに泣き、下ネタ爆笑ですっきり終わる。どちらもあってこその銀魂であることを痛感する賑やか極まりない3巻だ。
※特典アイテムについて
アナザージャケット…絵柄は次郎長と平子。個人的にはこちら側をメインにしても良かったのではと思わせる程の傑作イラストになっている。
2012カレンダー…全般に今期DVDに使用されたイラストの転用。表紙…第1期ED「風船ガム」時に使用されたもの、1.2月…1巻メイン(万事
屋)、3.4月…2巻メイン(銀時と全蔵)、5.6月…4巻アナザー(次郎長と平子)、7.8月…1巻アナザー(万事屋)、9.10月…3巻メイン(万事屋とお
登勢)、11.12月…4巻メイン(高杉と神威))
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