なつかしいピアニストで共演でした。こ気味よさがありながら、ドビュッシーの印象派音楽が表現されていました。特に、最初の小曲 4曲の連弾は、車の運転や、家事をする時にもよく聞いています。楽しくなるような曲ですよ!
姉妹編「Best Classics 100」よりはるかに出来がいいです。 なぜなら曲目の大部分が小品なので1曲全体が収録されて いるからです。 ピアノを習っている娘のために買ったのですが 親の私もおおいに楽しんで聴いています。 パタジェンスカの「乙女の祈り」がこんなに楽しい曲だ ったなんて認識を新たにしました。 全体としてピアノ小品集と言えますが、協奏曲が 10曲ほど混ざっていて、これらはもちろん尻切れ トンボに終わっています。すべて小品にしてもらい たかったです。そのぶん☆をひとつ減らしました。
はじめてフォーレを聞いたのはこのアルバムでした。 シュターデのビロードのような美声で聞く「ゆりかご」「夢のあとで」等、 本当に心から感激したものでした。 でもそれから色々な演奏を聴くと、シュターデの演奏はあまりに重すぎるのがわかりました。 そんな中でも「リディア」「イスファハンのばら」「月の光」などは 今でもシュターデのこの演奏が一番好きだし、 「墓地で」などは一番ぴったりとはまった演奏だと思います。
フォーレ歌曲ではベストとは言い難いけれど、 聞いておいて損のない演奏だと思います。 値段も下がってお手頃なので、初めての人もどうぞ。
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