「赤ずきんチャチャ」のスタッフを引き継いで放映された本作。 前作のノリとはうってかわって、シリアスな内容です。 正直、全体的なレベルは低く、作画&シナリオともに褒められたものではありません。 敵は強く、りりかは弱い。闘いの終結は見えず、状況は悪化し、それでも彼女らの奮闘でどうにか踏みとどまるのだが…戦闘に爽快感はなく、とても子供向けには相応しくない。しかし、そんな過酷な状況のなかだからこそ、りりかの笑顔は輝いた。 そして「伝説」の最終回… 強引な展開や価値観の違いはあれど、ラストシーンの演出はお見事。 後々まで語られる作品は、やはり違います。 あと、BGMが本当に素晴らしい。 メインの「命の花」は屈指の名曲。アレンジはどれも最高ですが、やはり「聖なる願い 気高き白…」の場面が最強ですね。 とにかく凄い作品。本気で薦められる回は10話もないですが、それでも買う価値はあります!
あの小室ファミリーとしてデビューし、アニメ「ナースエンジェルりりかSOS」の主題歌も歌ってました。 現在の所在は全く不明ですが、CDの中の彼女の歌声は今なお色あせず、聴いていて心地よいです。 イロイロな人のプロディースした曲や、CMソングも歌ってますので、聴いた事のある曲も多数あり楽しめるはずです。
ギャグから戦闘シーンまで、その徹底したハイテンションぶりが人気だった前作『赤ずきんチャチャ』の反動からか、
シリアスな作風が放送当時は今ひとつ受け入れられなかった感のある本作ですが、『命』をテーマとした丁寧な作品になっています。
この第6巻には特に
サブキャラメインにも関わらず高い完成度で人気の高い31話、
ナースエンジェル『最後の運命』の内容があまりに強烈な34〜35話(最終話)と、名エピソード満載。
特に34話ラストでのカノンの台詞、
それを聞かされたりりかが35話序盤でひとり呟いた言葉は、シンプルかつ壮絶。
そして、かの『セーラームーン(1年目&3年目)』にも負けない衝撃のラストシーンは必見です。
単巻リリースされるこの機会に、是非ご覧ください。
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