良いですね。
抜けるようなハイトーンな歌声、気持ち良いです。
オリジナル曲ではなく、カバーヴァージョンが収録されているんですね!
懐かしめののラインナップですがそれを歌いなおしている点で新しさを感じました。
君がいるだけで/Sotte Bosse
M/山崎まさよし
部屋とYシャツと私/mihimaru GT session with 大江千里
未来予想図'U/徳永英明
あなたに会えてよかった/青山テルマ
初恋/佐藤竹善
Yes-No/Chara
世界中の誰よりきっと/織田哲郎
待つわ/茉奈佳奈
SAY YES/布施明
恋の予感/中森明菜
ガラス越しに消えた夏/大澤誉志幸
悲しみがとまらない Duet with 小柳ゆき/稲垣潤一
人生のメリーゴーランド - Piano Solo Ver.-/久石譲
聞いてみていいなー!と思ったのは CharaさんのYes-No でした。
でも通して聞いてるとあれもこれもよくなって… これは買いだと思いました。
落ち着きのなかにもしっかりと心にしみ込んでくるボーカルが素晴らしいと思うのですが、歌詞が秀逸なので更に魅力が増しています。30代、40代の男性ならば共感できる人も多いのではないでしょうか?ボーイズ・オン・ザ・ランは複数のアルバムに収録されていますが、今回のアルバムバージョンも期待を裏切らず、いい意味で、『また、やられたよ!!』って感じです。
最初に出会ったのは大学生の頃でした。
岩波文庫は東西問わず古典作品が多く、昔の仮名使いのものもあって読み辛かったのですが、そんな私が初めてすっと読めた岩波の本がこれでした。
元々は少年向けに書かれたものです。主人公コペル君の日常と、それについて「おじさん」と往復書簡形式でやりとりをする、基本この流れです。
これが大変読みやすくて、しかも内容が深い。
この本を「過去の産物」と言う人は、本質が何も分かってないとしか言い様がありません。
出版された時代背景とか、コペル君と「おじさん」との対話に内包されている社会科学の奥深さなど、今の時代にも通じる示唆がたくさんあります。
そして何より素晴らしいのは理屈っぽくなく、上から目線でモノを言っていないところ。
これが単なる道徳本の枠を超えて名著と呼ばれ続けている所以なのです。
一家に一冊、是非揃えて頂きたい本です。
浜省の歴史を勝手に前・中・後期に分けると、本作は前期(ポップス時代)の最後の作品と位置付けられる。 1曲目はシングルカットされるとともにTVCMに起用され、確か『○のヒットスタジオ』に本曲で出演し、ちょっとは売れたようである。しかしアルバム自体は余り売れず、本人曰く、「周りの意見を取り入れて作っても売れないんだったら、本当に好きなものを作ろう。」として発表したのが『Home Bound』である。それから『愛の世代の前に』などで徐々に評価を高め、『Promised Land』でトップ10入りを果たした。 と、ここまで書くと、本作は駄作か?と思われるかも知れないが、その逆である。ポップス浜省の、試行錯誤を重ねて得たエッセンスが本作に集約されており、上質のポップスアルバムに仕上がっている。気分爽快あおぞらすこーんと抜けた1曲目。恋愛の切なさ、苦しさが胸に迫る5曲。7曲目はフジ系TVドラマ『北の国から』にも挿入歌として起用された。発表から10年以上経過していたが、それでも使われるのは、良い歌だからに他ならない。10曲目の本アルバムタイトル曲は、浜省全曲の中でも珠玉の作品である。
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