メンバーがとっても豪華。
Brian Lynch(tp), Miguel Zenon(as), Craig Handy(ts, ss)
Conrad Herwig(tb), Tim Ries(bs, ss, fl #1-4,6), Ronnie Cuber(bs, #5)
Luis Perdomo(p), Hans Glawischnig(b), Dafnis Prieto(ds, #1,2,4,5)
Robby Ameen(ds, #3,6), Pedoro Martinez(perc, vo), Marvin Dez(timbales, #3,6)
ちょっと前に出たYosvany Terryのアルバムとテイストが似ていますが、
管楽器が多いので、テーマのアンサンブルは凝っています。
羽目をはずずソロイストはいませんが、
艶っぽいLynchのラッパとZenonのアルトが目立ちます。
#5のPedoroの歌は
もうお約束ですね。
Lynchはオーソドックスなジャズからラテンまで
間口の広いラッパ吹きで、
今が旬かなぁ?
ハワイのローカル・ラジオ・ステーション(ロコ・レイディオ・ステイション)から常に電波に乗せて流される音楽。それはジャワイアンばかり。若いロコ・ミュージシャンたちによる“今のハワイ”がいっぱいに詰められたCD。ハワイの若者が大好きなスタイル。 貴方はどうかな・・・
昔、海外の知人に「ライフ・オブ・ブライアン面白かったよ」
と言ったらびっくりされました。
何でも、モンティ・パイソンの笑いは典型的なイギリス・コメディで
「日本人には絶対に受けないと思っていた」と言っていました。
確かに、日本のテレビで流れているバラエティやドリフの様な笑いを
期待すればそれは裏切られる事になると思います。
私自身の「面白かった」というのも、おなかを抱えて笑る面白さより
こういう笑いの取り方もあるのか…といった勉強に近い形で楽しめたモノでした。
日本人の感覚とは違った笑いを楽しみたい方にはお勧めの映画です。
70年代のブリティッシュ・ロックにはツェッペリンの諸作品やピンク・フロイドの狂気といった歴史的傑作が多いが、ベスト10を選ぶとすれば、D.ボウイの本作と次作「ヒーローズ」は外せないと思う。ニュー・ウェイブの台頭で騒然とする世の中に背を向けて、ベルリンに寄り添い、デヴィッド・ボウイの歌を最小限にして、イーノと組んで展開した実験的かつ深遠な音宇宙が最高。LP時代のA面(M7まで)はファンクとテクノ・ポップの融合という時代の最先端の音を追及。M1はたいていの人が聴いたことのある曲で、M4は究極のポップスで最高にご機嫌な曲。他の曲は言葉をちぎって投げつけるようなボウイの歌い方が印象的。本作で凄いのは荒涼とした土地をさ迷うイメージを喚起するインスト(1部ボウイの「声」あり)が続くM8以降。これぞヨーロッパ哀歌と呼びたい。そして、時代は「ハイ」ではなく「ロウ」と言い切ったボウイの、この頃の感性の鋭さには感心させられる。
ところで、99年デジタル・リマスター・サウンドの紙ジャケ盤は2年前に発売されている。本エディションの売りは、SHM−CDであることと、帯をオリジナルLP時代のものにできるだけ近づけたことのみのよう。私は本作の紙ジャケ盤は持っていなかったので、本エディションを購入したが、基本的には99年リマスターの音だから、99年以降に発売されたエディションを既に持っている人はよく考えた方がよいだろう。
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