歴史の中心人物ではなかった藤堂高虎という一武将をこれだけの大作に仕上げた作品はかつてないと言ってよい。読むまではこれほど偉大な築城家とは知りませんでした。武勇を描いた活躍は他の小説でも散見されるが本人をこれほど見事に描いた作品はすばらしい。一気に読ましてもらいました。歴史小説126作品目の感想。2008/05/26
迫力に欠けた作品だ。政宗作品はどうしても山岡宗八作品と比較してしまうためか。政宗という人物にもっと迫って欲しかった。歴史小説307作品目の感想。2011/07/09
歴史の中心人物ではなかった藤堂高虎という一武将をこれだけの大作に仕上げた作品はかつてないと言ってよい。読むまではこれほど偉大な築城家とは知りませんでした。武勇を描いた活躍は他の小説でも散見されるが本人をこれほど見事に描いた作品はすばらしい。一気に読ましてもらいました。歴史小説126作品目の感想。2008/05/25
「天地人」を読んでからこの本を読みました。
「天地人」が教科書的に史実を追っていることに比べて、こちらは登場人物に血が通っていました。こちらの本の方がかなり面白かったです。
善の人物しか出てこないのでハラハラドキドキ感は得られませんが、「天地人」を読んだ方は是非こちらも読んで下さい。
三代分の歴史を無理に上下巻にしたせいで、上っ面を準えただけの内容です。
小説なんだから、筆者独自の想像によるエピソードをもっと入れても良かったのではないでしょうか?
中途半端でいいかげんな、ちんけな歴史書になっちゃってます。
残念です。
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