これを見ると、レスリーが俳優、歌手、一人の人間としていかに魅力的な人であったかを知る事が出来ます。自分の魅力を充分分かっていて、それを最大限発揮し、ファンの皆にいかに喜んでもらえるかを常に考えてステージを作っていたことが伝わってきます。 私の知りうる限りこのような人は今の日本にはいない様に感じます。彼が生きている時に自分が若すぎて、彼の魅力に気づかなかった事が本当に悔やまれます。
私にとってこれが香港TVドラマ初体験。 最初のうち、レスリーが目的なのにレスリーはちっとも出てこない、 1984年制作のドラマとあって、全体を覆う雰囲気がいかにも古臭い、 思わず引いてしまうほどどぎついメイクの女優たち・・・ 拒絶反応を感じ始め思わずやめようと思ったその時、それを引きとめた のは、レスリーのあまりにもカッコイイ登場でした・・・(*^_^*) ホント、じらしてくれるわ! レスリー=ジェームスは、最初は、ただキザで女たらしの有閑お坊ちゃまを 演じていますが(キザな感じもまたよく似合うんだけど!)、彼の本来の 立場や内面が次第に明らかにされていくにつれて、その眼差しが 時には真摯に、時には冷淡に、時には憂いに満ちたものに変化していき、 その辺りはまさにレスリーの魅力の真髄、平常心を奪われます。 ファンとしては、ふとジェームスとレスリーの実像が重なるのを 感じる部分もあって、しんみりとした心境になったりもします。 そして、気が付けば、ドラマそのものにもどんどんハマっていくおもしろさ! 最初は引いていた女優たちのメイクにも次第に「美」を感じてしまうように・・・! (>_<)う~~ん!これが香港ドラマの底力か・・! そのほかにも、レスリーは富豪のご子息らしく様々な素敵な衣装で 登場し、(これがまた全部決まっている!) 真っ赤なオープンカーも乗りこなしてくれたりする! とにかく、若きレスリーの魅力満載のドラマです。
|