このアルバムは俺が、まだ16だった頃にリリースされベスト盤としては早くないかと思ったが内容を聴くとよく分かるのだがベストとも記されてはいない。パーティーのような感じで聴いて欲しいという佐野元春の意図的なもので、あえて曲間のスペースを、ほとんどなくして一気に聴くように出来ているのが特徴だ。スターダストキッズやモリスンは朝、空港で、彼女はデリケート、バイ・バイ・ハンディラブのようなアルバム未収録のシングルや名曲が揃っている。 このアルバムを置き土産にニューヨークへ旅立つ。人気が出てきた頃だったのでファンは皆、驚いたが一年後、現地で集めたミュージシャンを起用し素晴らしいアルバムを携えて見事に復活する。それは、またVISITORSというアルバムで紹介したいと思う…
音楽は、私達の生活と切っても切れない関係にあります。楽しいとき、悲しいとき・・そしてそれらは、旅先の体験と相まって忘れられない思い出となることも有ります。Pen12/1号は、あの場所で聴きたい音楽として、安藤政信さん、ポール・スミスさん、高橋幸宏他各界の著名人50人が様々な思い出を語っています。
安藤さんは、あまりにもあまりにも映画の役にのめり込み、それから脱却する為屋久島へ行って、レディオ・ヘッドのキッドAを聴いたそうです。佐野さんは、ニューヨークの空港からホテルへ向かうタクシーの中でF・シナトラのオータム・イン・ニューヨークを聴いて、彼の音楽の真髄を知り、涙したそうです。堀込さんは、震災後訪れた鹿児島で、桜島を望みながら聴いたC・ベイシーの音楽で心が癒されたそうです。服部さん(graf代表)は、石垣島で風街ろまんを聴いて、リフレッシュされるそうです。きりがありませんのでこの辺で・・そして、その他のコラムも充実しています。音楽がもっと楽しくなる旅の必携アイテムetc・・・
また、シチュエーション別、お薦めCDはコレだ!として、4人の選者が、ビーチリゾートを始めとする五つのシチュエーションで、各々4枚ずつCDを選択しています。しかし、彼女と初めての家ディナーでJ・スコットのヴォーカルなんて合うのかな?
最後に私の体験を一つ。1989年プーケットの地中海クラブへ行きました。そこで夜な夜な哀愁を帯びたメロディーで男女が身体を密着して、エロティックなダンスを踊っていました。聞いてみると、エイズのため、その憂さ晴らしで、流行っているとの事・・帰国し暫くすると日本でもこれが流行りだし・・カマオのランバダでした・・・・・蛇足です。
ファンならば既に知っている情報も多いですが、デヴューから現在の佐野元春の活動を総括した、という意味では価値の高い一冊だと思います。佐野さん自身の作品、ライヴ記録はもちろん、他のアーティストに提供した楽曲や、佐野さんに関わった多くの人々についての情報や解説など、細かなところまで網羅しています。昔からのファンにとっては、改めて佐野元春の偉大さを再確認する意味で、そして比較的新しいファンにとっては、佐野元春という人物像を広く把握する意味で、持っておくべき一冊だと思います。 これまで在りそうで無かった、「佐野元春辞典」と言っても良いでしょう。
ましゃを、見たくて、購入したのですが、龍馬伝の、撮影の大変さが、伝わって、きました。全編モノクロで、素敵な、写真と思います。龍馬伝の、写真集とは、対象的な、フォトでしたが、カメラマンが、違うので、当たり前でしょう。他の、記事も、楽しく、読ませていただきました。個人的に、鶴瓶さん、キョンキョンが、好きなので、あたしは、気にいりました。龍馬伝の、ファンなら、読んで損は、しませんね。
佐野元春からニュービートジェネレーションへ、魂のメッセージ
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