私はこの本を企業で新商品の企画を担当する若い人にすすめて
いる。新商品企画のプロセスを説明する業務フローは教科書に書か
れているが、経験とノウハウの固まりである「テーマを設定する」
というプロセスが大変うまく書かれていると思った。
一般大手企業で広報の仕事を10年以上経験された著者ならでは
の非常に現実的、実用的なタッチのなかにも自己表現の欲求がうま
くバランスして一気に読ませてくれる。期待を大いに上回る1冊で
した。
考えてみりゃ、しりあがり寿の漫画って、一種のセカイ系なんですね。 タレントやイロモノ役者を起用してますが、見事にマッチしてますね。 ギャグや演出もはっちゃけて、かなりこれキているなあと感じますね。 テンポもいいですが、場面が飛び飛びなので混乱をきたしましょうか。 しかし、このストーリーの極意とは自分探しの旅の無意味さを説いていることでしょう。 リアルとはなんでしょうか、己れが受け入れたくないものはリアルではないという、若い人に対する戒めみたいなものでしょうか。 リアルを受け入れたくないから、セカイがおかしくなる。 かなり重いですね。
糸井重里氏が運営している「ほぼ日刊イトイ新聞」のアーカイブや対談などで構成されています。
なぜだか糸井重里氏というだけでわくわくさせられます。人とは違った発想の持ち主という印象がある。そういう彼だからこの本に掲載されている対談も相手が板尾創路氏やしりあがり寿氏、矢沢永吉氏などひとくせふたくせありそうな人ばかりが集まってきます。そんな対談だから色々な発想が飛び交うのがとても刺激的です。
その中でも矢沢永吉氏が本音で語ってるなぁっていうのが印象的でした。あんなに強面なのに心は非常に優しくて繊細で面倒見が良い。仕事に対しての考え方も「とにかく上がりたい」という一心でやってきたという。それは自分は誰かに仕えるということが苦手ということがわかっているから「一生懸命頑張ってきた」と。
就職活動中の人たちにはぜひ読んでほしい。「面接の達人」とは反対の位置にある本ですが、面接に挑む心構えが分かると思います。また、自分を含めてもう現在働いている人も、これからの仕事人生で役に立つことも載っていると思います。
私自身この本を読んで心に残ったことは、神戸大学大学院教授の金井壽宏氏との対談で、
『人生のなかの「節目」だけはきちんと自分でデザインして、そのあいだあいだは、偶然に任せればいい。いきおいに乗って、十分な努力もして』
この言葉は、もうすぐ節目が来そうな自分のための言葉のように思えました。
話がすっごく深いけどまずは楽しめるし笑える。 盛り沢山だけど嫌な満腹感ではなくいい充実感を得られた。 じっくり理解しながら見ると泣ける話でした。
世界的にシンセサイザーが流行していた時期、日本のアーティストは、どんな風にシンセサイザーを使っていたのかがわかる。個人的には興味深いCDだった。もちろんシンセサイザーを使用していないグループもCDに含まれている。
01 ユー・メイ・ドリーム (シーナ&ロケッツ)
02 ハートにOK! (ザ・ファントムギフト)
03 バカヤロウは愛の言葉 (パール兄弟)
04 玉姫様 (戸川純)
05 西安の子供市場 (太田螢一)
06 すみれSeptember Love (一風堂)
07 夢の山獄地帯 (ゲルニカ)
08 GIRL (FILMS)
09 ロンリー・ローラー〜Only Lonely Skate Roller〜 (ヴァージンVS)
10 咲坂と桃内のごきげんいかがワン・ツゥ・スリー (スネークマンショー)
11 福の種 (チャクラ)
12 ジェニーはご機嫌ななめ (ジューシィ・フルーツ)
13 プヨプヨ (ヒカシュー)
14 いい事ばかりは ありゃしない (RCサクセション)
15 COPY (PLASTICS)
16 RYDEEN (YELLOW MAGIC ORCHESTRA)
17 丘を越えて (矢野顕子)
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