この巻は試合ではなく西浦野球部メンバーの日常の話です。「ちゃくちゃくと」は一番大好きです。三橋の誕生日をみんなで祝うシーンはみんな仲良いことが分かります。ますます西浦野球部を応援したいと思いたくなります。 DVDおおきく振りかぶってシリーズ全巻おもしろいですが4巻おすすめです。
何の問題なくお取引できました。
一巻の一話からは考えられないくらの急展開にとても驚かされました。最後までヒロインの娘には好感がもてなかったけど、彼女が常に心の中に押さえ込んできた痛み、主人公が後半抱え込む痛み、そして表紙の少女が直面する痛み。さまざまな"痛み"がこの作品の中にはあります。読み終えた途端に少し切なくなりました。
正直夏の大会編は、第1期の割と順風満帆の流れで勝ち進む流れとは異なり、敵側の戦略に苦しむ西浦チームの描写が多い為、 一試合毎に観てる方も結構エネルギーを消耗するのですが、苦しむ試合の流れの中で選手同士の支え合いがより感動的に目に 映る箇所が多いです。今回も西浦の攻撃パターンを徹底的に美丞大狭山に大きく点差をつけられた苦しい場面から始まりますが、 その中でもお互い「くすぐり攻撃」で仲間をリラックスさせる微笑ましい場面や(水谷頑張ったね!)、何気ない「ナイバッチ!」の掛け 声等、「ああ、野球ってチームプレイだからこそ面白いんだな」と思わせるシーンが目立ちました。 本巻のクライマックスは第10話終盤、西浦の正捕手阿部のまさかの降板シーン。「4年間怪我をしない」と三橋に約束したことを守れ なかった無念さが、三橋の腕を無言で強く掴む阿部のうつむき具合に良く表れてます。そんな中チームの士気を再び高めた西浦の 太陽・田島の掛け声!自身が正式試合で急遽捕手を務める不安を気合で打ち消すかのような声の張りっぷりには思わず涙が… 皆不安を抱えてる中、お互いに励まし合えるチームプレイの素晴らしさを実感できる詰まった本巻、お見逃しなく。
DJCDのゲストは西浦のムードメーカー・水谷役の声優角研一郎さんと、控えめな性格ながらもチームメンバーの潤滑油として機能 する沖役の声優佐藤雄大さんが同時ゲスト出演。6月に埼玉県営大宮球場で行われた試合前イベント「おおきく振りかぶってDAY」 の様子や、頻繁に開かれているというおお振りメンバーの飲み会の興味深い話等が聴けます。飲み会の話等聴いていると、声優陣 の方々が一つの野球チームのノリで楽しくお仕事に取り組まれている感じで、これは是非3期を期待したいですね。
次巻はいよいよ2期最大のクライマックスシーンが観れますが、それに負けない感動を与えてくれる本巻もお薦めです。
とうとう来てしまったこの回!
コミックスでも相当の衝撃だったこの回を、どうアニメで表現されるのか、
非常に楽しみにしていました。
いつもの西浦の緊張+ほのぼのが続いて、いよいよあのシーンに近づいた時、
すこしBGMに緊張感が。
でも明らかに何かあるというワザとらしさではなく、知っている人には
「あああああ来る〜〜〜}
というのがわかるようなこの効果は うまい! と思いましたね。
ただ、第一期の三橋の冷水シャワーのシーンの方が衝撃だったような気がするのは、
大事なシーンなのにちょっと走りすぎているかな〜という感じがしたからでしょうか。
コミックスの通りにアニメのシーンが過ぎてゆき、忠実に再現されているのですが、
そこはアニメでしかできない効果なり表現なりを利用して、もっとこのシーンを
盛り上げてくれても良かったのではなかったかなぁ・・・と思います。
このシーンはお互いの心情がこの時点ではコミックスでも語られない場面なので、
難しいっちゃ難しいでしょうけどね・・・
原作に忠実かつアニメでこその表現が絶妙にMIXされてれば、最高の作品が
できるのでしょうけれど、そんなに贅沢言えませんよね、今でも十分高品質な
アニメだと思います!
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