主人が悪性リンパ腫で抗がん剤治療中です。 この本の通り完全にはできないものの、できるだけ真似してやっています。 今5クール目なのですが、1〜3クール目の時の副作用より明らかに楽そうです。 まだ若いので、仕事も(デスクワークと現場監督)普通にしています。 がんになるまで、肉料理とファーストフード大好きなガテン系だった主人も この病気になって玄米と野菜料理で日々を過ごしています。 同じ料理を食べている私も体調がよくなりました。 ただ、塩分を控えるのはなかなかできませんが。(トライ中) 見事がんが治ったら、またレビューで報告したいと思います。
このレビューから約3か月後。
平成24年4月24日 寛解。
どうもありがとうございました。
良書です。
済陽先生推奨の食事療法はなかなかに厳しい内容なのですが、それを何とか実践しやすくするよう工夫がこらされてます。
「今あるガンが消えていく食事」の要点も簡潔に記されていて、長い文を読むのが苦手な向きにはこちらの方が便利かもしれません。
本の大きさの割に値段がやや高いが、 内容はその価値に見合うほどに素晴らしい出来である。 肺癌を診療する医師が読めば、誰でも文句なしの満点であろう。
この本は一貫して監修がすばらしい。 治療の項目では臨床試験の生存曲線のデータなども 掲載されており、どの臨床試験でもって現在のエビデンスが あるのかという点を読者にわかりやすく伝えようという 努力すら垣間見える。
かゆいところにも手が届く内容で、 腫瘍マーカーのエビデンスや癌性心膜炎の治療、 EGFR-TKIの皮膚障害の治療プロトコルなど、 通常の肺癌の成書にはあまり掲載されていないような 内容も非常に充実している。
RECISTやCTCAEも付録としてついており、 肺癌診療をおこなう医師にとって、 不足しているところが何も見つからない書籍である。
「がんとこころのケア」を読んでから、病気には薬の投与や手術だけでなく、心のケアが大切だということを知りました。 以後、この手のトピックに興味をもっています。私は「がんとこころのケア」以上に、この本を評価しています。
この本は「50 Essential Things to Do when the Doctor Says It's Cance(医者からガンだと言われたときにする50の大切なこと)」を翻訳したものです。著書自身もガンから生還者です。肺がんで余命1か月と診断され、心が打ちひしがれます。しかし、多くの末期がん患者が治癒していることを知ります。彼らの体験談を集めた本を1990年に上梓します。タイトルは「The Cancer Conqueror: An Incredible Journey to Wellness 」。「ガンの征服者」この本から、彼は「ガンを克服した人には共通するなにかがある」と思いつきました。その共通点を50にまとめたものが、この本です。
患者にとっては希望に充ち溢れる情報です。アメリカの書評を読むと、「実践することで、ガンに打ち勝つことができた」という体験談も寄せられています。
よくある代替医療の考え(放射線、抗ガン剤が危険で無益)とはちがい、「打ち勝った患者の96%は、伝統的な西洋医学の治療を受けている」とし、3大療法を支持しています。心の構え方や食事などライフスタイルの改善で、3大療法の効果を高めようとしています。そのためには、自分でよく調べ治療に対して確信をもつことが大切です。
科学的な知見はあまりありませんが、納得できるストーリーにあふれており、患者さんに希望を提供するものだと思います。
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