呪いの家に越してきた家族と、訪問した介護ボランティアの女子大生や、その周辺の人々に広がる恐怖を描く、劇場版第1作。
ハリウッド版「THE JUON 呪怨」は、本作の翻案、リメイクです。
恐怖シーンの連続にはさらに拍車がかかり、あらゆるところから伽椰子さん、俊雄くん、黒猫が出現します。
急に現れて驚くシーンもあり、素直に恐怖演出を楽しみましょう。
一人暮らしの人は、一人で頭を洗えなくなります。
ビデオ版同様、本作でも描かれるシーンの時間が前後している構成が、凝っていて面白い。
主演の奥菜恵の、呪いの家を訪れて以降、ときどき顔に変な痙攣が起きる表情の演技が絶妙。
若い伊藤美咲もかわいくて、そのエピソードも怖い。
市川由衣のエピソード、修学旅行の写真で、なぜか自分の写真が1枚も無い・・・理由は・・・というのも怖い。
奥菜恵の友人を演じている 柴田かよこ は、旧芸名:坂口望二香で「救急戦隊ゴーゴーファイブ」のゴーピンク、
呪いの家に越してきた一家の夫役、津田寛治は「仮面ライダー龍騎」「警視庁捜査一課9係」に出演。
ビデオ版の続きでありながら、映画版としてストーリー展開に工夫があり、ラストにはこの映画独自のサプライズもあって楽しめます。
しかし、最も怖いのは「ビデオオリジナル版第1作」です。こちらも必見です。
冒頭の山中での乱れ打ちシーンは圧巻
榎木ファンは買いかも
榎木さんの本場の鹿児島弁は最高
本質と思いが感じ取れる作品のひとつかもしれません
ただ字幕スーパー機能がほしかったのと薩摩の歴史や西南の役に興味がないと退屈に感じるかもしれません
そんな自分は麓郷士の末裔ですがね
「ストーカー」と聞くと完全にネガティブなイメージしかないが、この物語においてはピュアな愛情表現の手段として描かれている。主人公は言語障害があるために寡黙ながら、大学警備員として働く男性で、相手はまだ都会に純朴な馴染めていない女子大生。女好きな教授にセクハラまがいに迫られたりするのだが、その子の部屋に盗聴器をしかけておいた主人公がそれを知り助けたりする。通常では考えにくい設定なのだが、不思議と青年の純粋さに惹かれてしまう。ただ、この女子大生の様に自分のストーカーに恋をするかは正直疑問が残る所だ。
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