前作、ブライガーの復刻盤がレコード音源だった為、かなりの賛否両論を巻き起こしました。
その反省を踏まえてか、今回は音質が向上してます。
(これを機に、高音質版ブライガーを期待してしまいたいのは私だけ?)
ブライガーのオーソドックスだったロックBGMに比べ、三味線や尺八といった和楽器の導入や、
スキャットの多用など、今聞いても魅力の再発見が多く、本編を知らない人にも聞いて欲しいです。
Disc2には、麻上洋子さんのナレーション入りのヴォーカル集が魅力です。
しかし、ナレーションと歌のトラックを分けて収録して欲しかったというのが個人的な感想。
前回の塩沢兼人さんのナレーションは、かれこれ1,2分でしたが、
今回は4分近くあるものもあり、さすがに真面目に聞いていられるのも数回が限度。
少し愚痴も混じってしまいましたが、総合的には、非の打ち所は無いので満足でした。
銀河疾風サスライガーのDVDの第3弾は、ロック、ビート、バーディ、ブルースの過去などが判明されるエピソードを収録。 ロックは半身不随になった父の敵討ち、ビートはレーサーでありながら家庭を顧みない父への反発、バーディは家出した姉との和解を描いていますが、特筆すべきなのが、第14話の『哀愁のベルナー湖』で描かれるブルースの悲恋話。 ブルースが初恋の人ステファニアとの再会と死を描かれているサスライガー本編中、最も人気があったのではないかと思われるストーリーになっています。 当時お姫様役が多かった島本須美がステファニア役で汚れ役に挑戦しました。ファンにとっては新鮮に見えるかも。 女性ならステファニアに感情移入してしまいそうなエピソードを是非!
同じレーベルでロボットアニメでもある作品 「NG騎士ラムネ&40」 「疾風!アイアンリーガー」 「新世紀エヴァンゲリオン」 「機動戦艦ナデシコ」 「VS騎士ラムネ&40炎」 「超者ライディーン」 が何故 外されたのか? それだけが不満。
漏れを補完する 「ロボットアニメ大鑑+」をお願いします
あとVictor版も欲しい… (マクロスやらモスピーダとか…)
銀河旋風ブライガー、銀河烈風バクシンガーに続くJ9シリーズ第3弾がDVD単品化。 30世紀の太陽系を舞台に、ブラディ・シンジケートを相手に一世一代の賭けを挑む羽目になったI・C・ブルース以下JJ9(ダブルジェイナイン)の活躍を描いたロボットアニメ。 「80日間世界一周」をベースにした青春活劇になっており、ブライガーやバクシンガーとは違ったとことん明るいタッチが特徴。ただ、ブライガーやバクシンガーに比べてみるとやや地味に映っているのが難点。 この巻はブルースのキザな魅力とロックの粋のよさ、ビートのひょうきんさにバーディの小悪魔的な魅力が描かれています。
…取りあえず旧スターチャイルドの復刻盤からのマスタリングなので音質的にはまぁまぁです。それと気になるボーナストラックですが一応CD起こしなので主題歌・挿入歌カラオケ及び未収録BGM全て揃っております。無いのはTVサイズの主題歌位ではないかと。唯一の瑕疵は山本正之が主題歌以外の音楽を手掛けていない事位ですかね。それも新音楽担当の久石讓のファンにすれば朗報でしかない事実でしょうけど。久石讓のベストワークはナウシカよりもモスピーダ!!というヒネた(笑)御仁には是非お勧め。
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