糸村役の上川さんが秀逸で、一新されたキャストも個性的な皆さんでいい感じでした。ただ、終盤の田中哲司さん演じる長峰刑事が殉職する展開に違和感を覚えました。警察官の仕事に殉職の危険性が伴うことは事実です。しかし、作品主題が“遺留品”であり、必然的に毎回亡くなった方が出ているわけで…何か違和感を感じてしまいました。
切ない映画だ。重いというよりは切ない。家族のありがた味を描いて、いい家族だなと思わせる序盤からの展開に、切ない思いになる。
父親の包む優しさから、いろんな決意で生まれたであろう終盤の強い父性まで、幅広く見せてくれた小日向さんがよかった。クロスワードのキーワードで「イ」「ン」「タ」「ー」「ネ」「ツ亅までわかって最後の「ト」がわからないというシーンが笑ってしまった。
落書きの見せ方はわかりやすく、逆にこれを文章だけではどう表現しているのか。「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」いくつか象徴的に語られる台詞。「自分の命を犠牲にして守る」みつばちの比喩。やっぱり小説のほうも気になってきた。
1.主人公「大場大尉」を演じるのは、竹野内豊さんです。
2.大場大尉は、迫り来る米軍に不意打ちをかける「FOX」と呼ばれた軍人です。
サイパンで、万人単位の日本軍人が、
47人になりながらも、最後まで降伏せず、
米軍に立ち向かいます。
また、多くの日本の民間人を守り抜いた史実です。
民間人には「白旗」を揚げての解放の指示。
3.その後も戦い続け、8月15日の玉音放送も米軍の策略であるという部下。
日本語が堪能な、米軍将校の「もう敵でもない。戦いをやめましょう」という説得にも、
「降伏はしない」という姿勢には、太い一本の筋が通っています。
「但し、上官の命令であれば、投降はするが、降伏はしない。」
4.「玉砕でENDか」と怖い思いをしましたが、
47人の兵士の生命を救いました。
堂々と「日の丸」を掲げて、意気揚々、名誉をもって
47人の兵士が投降します。
〜感想〜
・投降するその姿は「凛」として感動しました。
・負けることで、生命を救う。
・これが、史実に基づいた作品なんですね。
・「特典映像」も観ました。お勧めです。
すごくバカなやつらの話なんだけど、ときどき泣けて、もちろん笑えて、なんか人間味を感じるドラマです!こうゆう仲間がいたら楽しいだろうなと思います。ぶっさんが末期のガンにかかってるのに暗いドラマじゃないとこがいい!ぶっさん自身も明るめに生きているところが好き! 「木更津―」で一番好きなシーンは、ぶっさんのお父さん(小日向さん)がぶっさんの病気のことを知って、ぶっさんの部屋で、和田アキ子のモノマネで「あの鐘を鳴らすのはあなた」を泣きそうになりながら歌う場面です。歌いだしの「あなたに会えてよかった」ってところ聴いてすごく泣いた。悲しかった。 お父さんがぶっさんのことを大切に思ってて、なんとかぶっさんを励まそうとして一生懸命なところに感動しました。 そのほかの場面でもお父さんはいい味出してます!ぶっさんとお父さんの親子関係が好きです。
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