北海道に旅行に行く予定のある人、このCDを聞きながら行くべきです。(別に行かないという人でも)千春さんの歌には、北海道の雄大さや青い空、澄んだ空気などあらゆる北海道パワーが詰まっています。美しい歌詞や曲にピュアボイス・・・。これを聞けばほかのCDも欲しくなります。
中身をよく見ずに買ってしまった俺は、はじめ内容が中学生向けに書かれたものであったことに失望した。文体もいかにも中学生くらいに向けて書かれたもので、内容も単なる簡単な道徳を説いたものにすぎないのだろうと侮っていた。
すぐ打ちやってしまおうかと思ったが、最後に「『君たちはどう生きるか』をめぐる回想」と題して丸山真男が文章を載せていたから、とりあえずそれくらいは読んでおこうかと思ってページをめくった。
大学生の読むものではないと見くびっていた俺がとうとう読むことを決めたのは、この回想のおかげだ。自分も読もうかとためらっている方は、まずこの回想を読むことを勧める。
決して気取ったような固い漢語を列挙することなく、平易な言葉で、一中学生男子の身近な事件から得た発見、それを通じての彼の精神的また教養的な成長を描いている。それをこうして見届けるだけで、どこかほのぼのとした温かい雰囲気に浸りながらも、大学生である俺も戒めや再発見を促される結果となった。非常に満足している。
これは、中学生はもとより誰にとっても必読の良書だ。そう断言できる、類まれなる不朽の名作である。
今の卒後研修医制度において,研修医の90%以上が”世の中のfollowの風を受けて”漫然とした甘えた生活をしている.その中で,本書のように本音(いや,もっと過激なことが書けるはずだがまだ遠慮している?)を書いたものは数少ない.中山敬一先生の教室のホームページをぜひ,覗いて欲しい.目覚めよ!研修医!
普段なんとなく流れるままに生きる自分を脱したくて、「自分の頭で考える」ということを意識し始め、哲学に興味を持ちました。
その中でも本書のレビューを読んで面白い印象を感じました。
否定的な考え、肯定的な考え、実に様々な意見がありますが、これらを見ていて人によって考えることは全然違うんだなと改めて思いました(考えることを意識的に考えている今だからこそ感じることですが)。
私は一時期速読を練習していて、「いかに速く本を読むか」を常に意識していました。しかし、読むことが目的になっていて、「その本から何を得たか」を意識することはありませんでした。たくさん本を読んだつもりになって、ふと振り返ってみると、ほとんど何もなかったのです。
本本来の目的を考えると、やはりゆっくりでもいいから読みながら、何かを感じ、その後の自分の人生に良い影響を受けるべきだと思います。
そのためには、考えながら読まなければなりません。そして考える前に、考えるとは何かを勉強することも悪くないと思います。
そういったことに気付かせてくれる本とレビューでした。
私の一意見としては、ただ「つまらなかった」と切り捨ててしまう人は、過去の私のように、「本から何を得たか」を意識できていない人ではないかと思っています。
同じ本でも何かを感じて自分の成長につなげられる人もいれば、一方でつまらないといって切り捨ててしまう人もいる。
私は常に前者でありたいです。
中村天風は凄いです。もっと前にこの人に出会っていれば、こんなに人生苦労しなくて済んだのにと思います。 この本のいいところは「人に好かれる人になりなさい」というところです。「運命を拓く」が剛とするなら「君に成功を贈る」は柔だと思います。 自分自身まだまだ本当の積極というものが掴みきれていません。本を読む度に反省させられます。 天風師の存在を知らない人が多いのは物凄く勿体無い事だと思います。 偏見抜きで一度読んで欲しいと思います。絶対損はしないと思います。 天風師自身命懸けでこの哲学を習得しただけあって、その言葉には非常な重みがあります。 多くの成功本にも積極思考の大切さが書かれています。でも、天風哲学がそれらと違う所は、具体的にどうすれば積極思考を習得できるのか?という問いに明確な答えを出しているところです。そしてその方法を誰もが実践できる効果的な方式にまとめ上げているのが凄いと思います。 成功するには能力やテクニックも大切だと思いますが、それにも増して真の心の強さが大切だと思います。
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