息子の点滴中、小児科にこの本があったので始めは卒乳の本かなとおもってうちの子もそろそろしなくちゃなぁと思いながら手に取って開いたのですが、内容を見てみると赤ちゃんから五才くらいまでの子に対してのよくある悩みや疑問的なことをお題にして、それに対してのアンサーが1ページでまとまっていてわかりやいものでした。情報社会の中、何が一体正しいのだと育児に頭をかかえてしまった時に、短くていいアドバイスが載っています。案外考えていたことが大したことでもないかぁと楽になれたりします。ママをはじめ、パパにも一度目を通してもらって関心を持ってもらうにはとってもいいと思いますし、細かい事を言う じぃじばぁばにさりげなく見せたりするのもよかったりしますよ(笑)イラスト付きで大人向けの絵本って感じです。 癒し系で何度読み返しても飽きなさそうです。
ひょっこりひょうたん島がリバイバルされている。リバイバル自体は10年くらい前に行われたが、今回やっとDVDになって一度に見られるようになった。以前に発売されていたCDやCDROMはプレミア付きの貴重品になってしまっている。海賊の巻は持っていたがこの魔女リカのシリーズは買い損ねて悔しい思いをしていた。 とにかくこのシリーズはおもしろい。3人の魔女のキャラクターが明快でひょうたん島の住民のキャラクターと混じり合って、笑えるシーンが多い。 ひょうたん島のお約束の歌もたくさん。とくに魔女の1週間の歌は最高。 復刻された中で一番楽しめるシリーズだ。今の子供も大笑い。いつの間にか歌を口ずさんでいるだろう。
気になる作家が何人も入っていたので買ってみた。
とても面白い!すべて新作。豪華です。ラインナップは、
佐藤雅彦+植田美緒、田名網敬一、清家美佳、大山慶、
しりあがり寿、束芋、宇田敦子、相原信洋、伊藤高志、
しまおまほ、和田淳、村田朋泰、古川タク、九里洋二、
山村浩二、岩井俊雄。
特に面白かったのはまず
佐藤雅彦+植田美緒。
そして美術館でも展覧会を開催している束芋、村田朋泰。
やっぱりセンスがいいし、すみずみまで行き届いていて、
ずっと見ていられます。
しりあがり寿ははじめてアニメーションをつくったようだけど、
「ばかばかしい」センスと笑いのセンスにたけているので
十分面白かった。絵も動きもシンプルなのに。
山村浩二も、いつもより時間がなかったとコメントしてますが、
やっぱり「見せる」ことを強く意識して質が高いです。
DVDのほかに、セットでコンパクトな本もついているし、
全般的に質が高いのでとてもよい!と思いました。
私は20代の、いわゆるリメイクのひょうたん島しか知らない世代ですが、本当に大好きでした。
私はこの「海賊の巻」(魔女リカは見たことありません)しか知りませんが、「海賊」はひょうたん島の魅力が凝縮して詰まった、本当に豪華な話だったと思います。
「ひょうたん島」シリーズのそもそもの始まりを知ることができるのはもちろん、住人達がどんな経緯で島に住み着いていくのかダイジェストで見ることが出来ますし(はるか昔の本放送では長いシリーズの中で増えていったようですが、この海賊の巻では大体の経過ははしょって収録されています。)
また、トラヒゲやドン・ガバチョ、サンデー先生などがどういう人物なのか、よく描かれていると思います。トラヒゲが初登場する時の「トラヒゲの歌」や、おもいでぽろぽろでも紹介されたドン・ガバチョの「〜今日がだめなら明日にしましょ♪」の歌も収録されています。
挿入歌はほとんど大好きで、いまでも大体の曲がそらで歌えると思います。
(個人的には海賊大学での授業「そもそものはじまり」の歌と、サンデー先生の「勉強なさい」の歌、海賊4人の「海賊の歌」などが好きでした。)
井上ひさしさんによる脚本も、ものすごくおとぎの話らしい超展開もあれば、妙に現実的な額面のお金をやりくりするのに苦慮するシーンがあったり、馬鹿馬鹿しさとリアリティーが巧妙なテンポではさみ合い、
なかなか他では出せない味を出していると思います。
海賊の巻では、前半の何話かがそもそもの顛末や、住民同士の関係がおちつくまでに起こった事を語るのに当てられ、残り3分の2くらいが、ひょうたん島にやってきた海賊4人組とひょうたん島民との攻防に当てられています。
悪役である海賊4人組は、目的を果たすために結構悪辣なことを次々やってのけるのですが、なんか憎めない… 人間くさい弱点があったり、世帯じみてたり、仲間同士でいたわりあってたり、「悪」と切って捨てるには血が通っているシーンが多すぎるんです(笑)。
それはひょうたん島の大人達にも言えることで、欲にくらんでバカな失敗をくり返したり、わがままだったり情けなかったり、どの大人も「完璧」と言うには凸凹した大人ばっかりです。
薄汚い皮算用を巧言令色で飾り立てるも、ハカセたちにあっさり見抜かれていたり、大人がモデルとしてあまり役立っていないというのは、「ひょうたん島」の結構な特徴ではないでしょうか。
今、私の手元には、兄弟で何度も見て、画面がブツブツになったビデオがまだ何本か保存してありますが、機会があったら是非また良い画質で、全話通して見たいです。
将来子供に見せたいリストにも載っています。
図書館のコーナーから入門でもいいので、是非一回見て欲しいと思います。
過去にしまい込んでしまうのは、本当に惜しい作品です。
(星4つなのは、このDVD商品版では見たことがない為と、同封の「魔女リカ」編も見たことがないため、未見の部分も星に含むのはどうかな、と思って引きました。
作品としては文句なしの星5つです。7つ以上あげたいです。本当にいいです。)
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