人気歌番組収録中に、雛壇に座っていた見学中の女子高生が刺され死亡するという事件を発端に連続殺人事件が起こり……。 栗本薫の小説デビュー作。「ポーの一族」というロック・バンドのメンバーである薫くんが主人公。 薫くんたちは、大人から見れば「無感動の、無関心の」非人間的で、長髪で女みてぇな、今どきの若者(1978年の作品だからね!)。 そういった若者からの、既成秩序に対する異議申し立てがテーマになっている。事件を軸に、警察や被害者の父親と、事件の現場にいた若者の対立が描かれ、ラストで驚くべき動機がはっきりとした時、若者たちの無垢と無垢を守るための行動があかされ、良質な青春ミステリィとしての驚きにうちのめされる。
最近の曲の中でも特に好きです。達郎はプロなので映画の世界観にピッタリの曲を当然書ける訳ですが、まさにこれ以上に「サマーウォーズ」のラストに相応しい曲があるでしょうか?
映画も勿論素晴らしかったのですが、そのラストにこの曲がガ〜ンとかかる事でその素晴らしさが倍になりました。
本当に優れたコラボレーションというのはこういう優れたクリエイター同士の真剣勝負の中でしか作り出せないのです。
この曲はまさにジャケットの夏の青空の色彩がある。
この曲を聴くと(当たり前ですが)サマーウォーズを思い出す。
ノーカット版のDVDを探していたら行き着きました。
放送を見ていたので、特別な目新しさはありませんでしたが、 作品とは違った、生きている谷川さんの人間味に触れられる感じがして、 しかも谷川さんのお仕事の「生きた」エピソードなんかも読めて、 私は楽しめました。
本は、テレビ番組の対談を本にした内容です。 10のテーマについて、 箭内さん、宮藤さん、谷川さんで話し合っている内容です。 巻末には、谷川さんの「みみをすます」が特別収録されていました。 つい、音読してしまった。
本のボリュームは多くないので、 早い人なら30分くらいで全てが読めてしまうでしょう。 なので、立ち読みを強くすすめます。
哲学的な、禅問答てきなやりとりを期待している人には肩透かしです。 ただし、人間、谷川俊太郎さんの「ありのままの」一片が感じられます。 でもそれは放送を見たからかもしれませんね。
1000円そこそこで、谷川さんの魅力を得られるのだから、買い。 そう思える人に、オススメです。 万人ウケしないこと、友達にはまず勧めないこと、を理由に、 ★は4つとさせて頂きました。
これは好盤。 ジブリ映画にマッチしそうな歌声というのが第一印象。 ピアノ弾き語りのシンプルな作品ながら、音楽は力強く極めてリッチである。 楽曲は総じてモチーフに富んでおり、全方位にキラキラと動き回る展開が 次から次へと新たな地平を見せてくれる。 この一曲からいったい何曲作れるのだろうか?と幾度も唸らされた。 キャッチーでひねりの効いたポップ・センスはときにトッド・ラングレンを彷彿させ、 「吾子(あこ)」のような難曲では高度な演奏能力も披露しており、 自由奔放というか自由自在に音を操っている感がすごい。 現在(いま)に戸惑う等身大の歌詞も老若男女問わず共感できるのではなかろうか。
ところで同じamazonのMP3カテゴリーでは全曲試聴できるのに なぜここには無いのか。
良い意味でも悪い意味でも、THE.ガキンチョな一枚。第二の尾崎豊って、誰が言ったんだろう。 だけどこのガキンチョは、尾崎豊よりも現実をちゃんと見てる。その上で、ガキンチョでいたいと願い続けてる。アコースティックロック。ロックてやっぱり楽器や曲調の事じゃないよな〜って、これを聴きながら思いました。 5年後10年後、彼はどんな歌を唄うんだろう。
尾崎が出来なかった事。
見せてほしい。
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