このCDはとても聴きごたえがある。原作にはいろんな音楽が聴こえてくるけれど、誠くんのセンスは素晴らしい!クラシックだから素晴らしいとかではなくて、メロディーに対するセンスが素晴らしいのです。 このCDを聴きながら原作を読んでいると、想像の翼が広がっていくのが感じられて、テレビドラマとは違う感覚が味わえる。 なんといっても感動的なのは、トラック10のバッハのマタイ受難曲からのアリア。あまりにも優しさに満ちあふれたこの曲が、現代の、いろんなものが混じり合い、それでもアットホームな感覚を与える不思議な街、池袋の、それも西口公園の夜景に驚く程シンクロしている。こんなこと、だれが思いつくだろうか。誠のくんのセンス、そして作者のセンスに脱帽だ。
2005年連続ドラマで最も優秀な作品と思う、タイガー&ドラゴンの第一弾。
連ドラ版DVD-BOXが非常に素晴らしかったので、
私は遅れてこの第一弾を見ました。
こちらから先に見始めるほうが、
より作品を楽しむことができるのは間違いないでしょう。
特典のメイキング37分もなかなかよくできているので
すでに放送で見た人でも満足できる商品と言える。
宮藤さん、長瀬さん、岡田さんのファンはもちろん
多くの人にご覧になってもらいたい作品だ。
しいたけの回では、マコトの家のまん前にあるお店で働く千秋と、その彼(アリ)を助けるためマコトが動くお話。マコトの母もちょっぴり活躍。ところで、マコトの母はねずみにはまってるけど、これが笑える~。ねずみバッジつけちゃったり、ねずみのついた賞状もらってきたり、おもいっきりねずみなのがおかしいんだよ~。可愛くてつぼにはまりました。 ゴリラの回では、マコトの昔のクラスメートでおなべのショウ君のお話。のぞき部屋で働く女の子がストーカーされてて、そのストーカーをマコトと仲間が退治するというお話。ストーカーめっちゃきもかった!!あと、ヒカルにちょっと異変が。そして、キングはリカを殺した相手をしってるっぽい?そして、とうとうマコトはヒカルと付き合うことになります!
ドラマのサントラの癖に普通にかっこいいのに驚き。 過激なドラマをほとんどやらなくなってしまった今となっては、 こういう激しい作りのサントラってすごく貴重ですね。
石田衣良さんの作品のよさは、なんといってもスピード感だと思っています。中でも一番最初に読み始めたのがこの池袋ウエストゲートパークのシリーズ。 池袋という街の中には色々な人々が住んでいるけれど、そこに住んでいる若者たちの葛藤や激しさ、ぶつけようのない苛立ちなどがとても素晴らしく描かれていると思います。 そしてそこに交差するように起こる様々な事件や謎。もう、1度ページをめくってしまったら最後、どんどん次へ次へと読みたくなってしまいます。 決して明るいものではないけれど、それでも読み終えたあとのほっとしたような、それでいて次を期待させるような気持ちは是非味わって頂きたいです。本はあまり読まないという方にもお勧め。 難しい言葉や言い回しではなく、語り口調で綴られていく物語も石田衣良さんの魅力の一つなのでしょうか。なにか目の前で語ってくれているような感じで、素直に読み進めていくことが出来ました。 始めに読むならこの本、お勧めです。
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