(本書に比較対象で少し登場するが、)一連の「ハーバード流交渉術」シリーズに通じる具体的実践的事例を体系化した内容で、論理的で読みやすい。ただ、多少ステレオタイプな解説も否めない。ハーバード系(著者はPONだったかな?)っぽい。特別新しい発見ではなく、「まあ、そりゃそうだな」かもしれないが、論理的かつ体系的にまとめられており、「へぇー(知らなかった)」よりも「そうそう」「んだんだ」「うまくまとめられてるな」って感じ。
positions、interests辺りはまさに交渉術やメディエーション。
全体をそのまま実践するにはある程度の訓練が必要かもしれませんが、視点、アプローチとしては知っていて損はない!簡単に取り組めそうな部分もあるので、少しずつ取り入れていってもいいのではないでしょうか。
「ファシリテーション」とか「会議術」といわれると
かなりカタい内容をイメージしますが
この「とたんにものごとが動き出す!」はタイトルからして
非常に手に取りやすい本でした。
小難しい専門用語は抜きにしたスーッと頭に入ってくる文章で
なおかつとても身近な対立の事例がとりあげられているので
「そうそう。いるいる。こんな人!」「よくある話だなぁ」と
“自分ごと”としてとらえることのできる内容。
また仲間でハンバーガーショップを立ち上げるという
ストーリーを用いた合意形成のお話は、楽しみながら
しっかりコンセンサスづくりのエッセンスが学べて面白かったです。
翻訳出版を待っていました。
社内中間管理職のモチベーション研修で利用する予定です。
研修のインパクトは追って報告を致します。
「会議が変われば会社が変わる」といった類の本はたくさんありますが、 このタイプの本の本質は「コミュニケーション改善」です。 そういった意味では、本書は 「発言に関する分類の方法」 「ファシリテーターの注目している点」 「単純明快である点」を評価して、 この分野の本では最高峰であると断言できます。 また、就職活動でよく使われる「月での遭難コンセンサスゲーム」の 評価、実地方法も掲載されており、お得感もあります。 「考える技術・書く技術」 「問題解決ファシリテータ-」と合わせて読めば、 ムラのないスキルの体系的理解ができるでしょう。
私は大学も出ていませんし、難しい話になるとよくわかりませんが
議論の重要性を認識させられ、非常に感動しました。
サンデル教授の講義のやり方ももちろん素晴らしいですが、
半ばになってくると「二転三転するようで、いったいどうなん?」
と思ってしまうこともありましたがそれこそが議論の重要性を示している。
12話の締めでも出てきますが、状況や環境、考えが違うのは当たり前で
その中でどううまくよりよく生活するかを考えると、すべて白黒はっきり
させる必要はなく、「状況に応じて」ということが最も重要なことだと。
仕事でも同じでコンセンサスを得るということは こういうことだなと。
夜中に見ることが多かったですが 目はパッチリ☆ 知的興奮を覚えました^^
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