鮮烈な輝きは後年にまで影を落とし… 気づけば時代には取り残された だが、だからこそ謳える歌もある そんな映画 (笑)まあワケわからないかもしれませんが素晴らしい作品なのは間違いありません 娯楽として成立しているので少しでも興味をもった方は観ることをお薦めします
対話する場面は画面に双方がしっかり
おさまっています。小道具も含めシーンが
「絵」になっています。それぞれの顔を交
互にアップにするテレビドラマばかり見て
るせいか、妙に斬新に感じられます。
そのほかにも玄人をうなずかせるような
「映画人の良心」が詰まっているのでしょう。
残念ながら良いワイン同様に、受けての感性
以上のものは得れるよしもありません。
観客としての修練に励めと原田さんに
諭された気のする一本です。
某レンタル店で 探したけどありませんでしたが,何気に見ていたら,ここにあってとてもうれしいです。原田芳雄主演の「寝盗られ宗介」の中で,赤いドレスに身をまとい。越路吹雪の妹という設定で歌っていたあの上手さに惚れ込んでいます。このCDで,亡き原田芳雄を偲んでいきたいです。
本書は1982年発行の「B級パラダイス」の復刻版。
今年亡くなった原田さんのエッセイ、対談、写真の数々に魅了された。
原田さんのエッセイ等の合間に、対談が多く掲載されている。
対談相手は、大原麗子・黒田征太郎・大楠道代・松田優作・桃井かおり・宇崎竜童・鰐淵晴子・夏文彦etc(敬称略)で、対談当時の時代を思い起こせて、楽しめた。
また、「聖なるもの・大原麗子」「ベルリン国際映画祭道中雑記」「後姿の黄金バット・宇崎竜童」「アマショクの香り・桃井かおり」等は、原田さん流のユーモア・観察眼や感性が良く出ていると思う。もちろんその他のエッセイも楽しい。
俳優・原田芳雄だけではなく、歌手・原田芳雄としての側面も綴られているエッセイ集。
フィルモ・グラフィ、テレビ・グラフィ、ディスコ・グラフィの掲載あり。
掲載されている写真はモノクロだが、懐かしい映画やTVドラマのスチール写真だけではなく、歌手としての原田さんの姿をとらえた写真もある。
むせかえるような男の色気、野性的で危険な魅力と、ざっくばらんで飾らない人柄が、充分味わえる写真の数々とエッセイ。
本当に改めて惜しい俳優(人)を亡くしたと実感した本。
昭和歌謡ビッグヒット34曲。
新宿を愛した人々の魂が甦る・・・。
出会い、別れそして悲しい死。
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