一柳 慧は、兵庫県神戸市生まれの作曲家、ピアニスト。
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音楽はまったくの素人ですが西洋のスコアの書き方、つまり5線譜は『時間の流れ』と『音の高低』をあらわしているのに対して例えば日本の尺八などのスコアは『音質』や『指使い』をあらわしていたりするそうです。つまり楽譜も音楽の再現性を高める一つの道具であるがゆえにそれぞれの楽器に適した楽譜のスタイルが存在するのだ、ということに初めて気がつきました。音楽の勉強をされた方にとっては、なにを当たり前なことを・・・と、思われると思いますが、楽譜ってなんなの?と考えたこともない人間には驚きでした。 音楽という営み 関連情報
以前、三重県立美術館での一柳さんのコンサートに行かせてもらいました。その時、生で「タイム・シークエンス」を聴くことができました。非常に希有な経験でした。一柳さんも見えていて、最後のベートーベンの交響曲第7番第4楽章の連弾がとても印象的でした。もちろん、一柳さんも弾いていました。お相手が誰だったか、記憶にないんですが(スミマセン)、一柳さんは「タイム・シークエンス」は弾ける人が3人しかいないと紹介していました。こうして、新譜を聴いてみると、一柳ワールドの懐の深さを感じます。飯野さんのピアノもとても研究されていて、素晴らしいと思いました。「タイム・シークエンス」さえ、無機質になっていない。感性の燦めきが感じられます。況してや他の曲をや、です。とても表現豊かな演奏を聴くことができます。現代曲にはこういう演奏家が必要です。実は、もう一枚、「タイム・シークエンス」のCDを持っています。初めて聴いたときの感動が蘇ってきました。生でも聴いたし、録音も2種類あるしで、何やら縁(えにし)を感じざるを得ません。 一柳慧:ピアノ作品集 関連情報
この協奏曲のアシュケナージの第3番は、以前出されていたロンドンレーベルの、ショルティと組んだバルトークとのカップリングで聴いていたアシュケナージとプレヴィン&ロンドン響と聞けば、逸脱した要素は一切無いであろうことは想像に難いが、落ち着いていて普遍的、且つそれプラスのロマンティシズムと、プロコフィエフの特徴である、打楽器的なピアノの扱いによるダイナミズムが、見事に両立していたプロコフィエフの全集では、他にキタエンコ&フランクフルト響と、ピアノがクライネフという、生粋のロシアコンビのものを所持しているが、そちらは至って硬質なアプローチで、プロコフィエフのある一面を如実に表現していて雰囲気があったプレヴィン&アシュケナージの方は、もう少しシンフォニックで、アカデミックなアプローチの中に、作曲者の特質を余すことなく取り入れていて、ずっと聴き飽きさせない魅力が在る第3番の第1楽章、あの駆け上がるようなコーダの超絶技巧でも一切の破綻はなく、指揮者と楽団、ピアニストの息の合い様は奇跡的ですらあるし、第2番の壮麗さも特筆モノである今回デッカのベスト50で、ルビジウム クロック カッティングとSHM-CD仕様という贅沢さでリリースになったので、すぐに注文購入してみた試聴して気がついたのは、音そのものの明瞭さと柔らかさである第3番でも、冒頭に現れるクラリネットの音色の生々しさで、既に違いが出ていた。。。それまで聴いていた演奏よりも、幾分ゆったりと時間が流れているような錯覚に陥ったアシュケナージの協奏曲集では、ラフマニノフとベートーヴェンがよく取り沙汰され、もちろん自分も所持しているが、このプロコフィエフも秀逸であり、スタンダードにこの曲集の推薦盤になると思う特にこの特別仕様シリーズは、再販されても通常盤に戻る可能性が高いので、プレミアがつく前に考えたいアイテムである新品値段は決して高くないので、CDの素材改変に興味がある方には、購入を勧めたい 一柳慧:協奏曲集 関連情報