【3DS】毎日のバッジとれ~るセンター「2016/06/24」今回はスターフォックスシリーズとポケモン新台っす!2プレイ
スターフォックスシリーズ ランキング!
あらかじめダウンロードで購入。スターフォックスシリーズはコマンド以外プレイ済です。まず最初に気づくのがグラフィックの美麗さ。フォックスの毛並みが凄いです。ふっさふさです。それでいて違和感が無い。無機物のグラフィックもかなり洗練されており、アーウィンのスタイリッシュなメカメカしさが輝いてます。若干テカテカしすぎかな?とは思いますが、許容範囲内です。水面の表現も美しく、コーネリアの水上をブースト全開で駆け抜けるアーウィン…最高にカッコイイです!撃墜されたときのパッド画面の演出は必見です。撃墜された感がめちゃくちゃ出てます。キャラクターからの通信はゲームパッドから音声が流れます。どういう原理なのか、この音声、本物の無線のように耳元で聞こえるようになっているのです。戦闘中の臨場感がハンパないです。「あ、俺スターフォックスの一員として戦ってるんだな」って思えてきますよ。ブリーフィングではペパー将軍が左耳に語りかけているように感じ、フォックスが右耳に語りかけているような…。特に敵味方入り乱れてのスターウルフ戦はこの音声の仕様のおかげでかなり燃えました。スターフォックス2(未発売)からまさかのウォーカーが登場。Aボタンで飛行形態であるアーウィンから、二足歩行形態のウォーカーに変形します。デザインがキモかわいいです。高所から落下するとウィングをパタパタさせるのがキモかわいいです。アーウィンが変形する、ということでスターフォックスシリーズでも新鮮な遊び心地ですが、このウォーカーのせいで別の問題も…。問題点としては、まず最初にイラッとしたのが視点の分割と、それによって発生したエイミングですね。今までのシリーズ作ではコックピットビューとビークルビュー(三人称視点)を任意で切り替える仕様だったのですが、今作ではTV画面がビークル、パッド画面がコックピットとなっており、せっかく大画面のTVで遊んでいてもどちらかの視点が小さいパッド画面で強制されます。この程度ならまだいいのですが、今作では『ジャイロ操作で狙いをつける』という新要素が加わり面倒なことに。ビークルで広範囲を見渡し、コックピットで精密射撃…といった戦法が取れるのですが、この戦法を使わざるを得ないような敵も多く、TV画面とパッド画面を何度も行ったり来たりすることになってストレスが溜まります。敵をカメラの中央に捉え続けるロックオン機能もありますが、これはビークルでのみ機能します。コックピットではほとんど機能しないので、ロックオンしても結局は画面行ったり来たり現象が発生します。ロックオンした敵はアイコンがコックピットの画面外にいてもアイコンで位置が分かる、とかだったらかなり楽だったと思うんですけど。ウォーカー問題。右スティック上でダッシュ、下でホバリング、左右で旋回とローリング。この左右の操作がクセモノで、旋回しようとしたらローリング、回避しようとしたら旋回…と、思ったように動いてくれません。慣れの問題なのでしょうけど…でももう少し簡単な操作にはできなかったのでしょうか。旋回速度もトロく、画面外から攻撃を受けたらゆーっくりゆーっくり旋回して狙いをつけるというアホらしい図に。そしてこのウォーカー、地上戦ができるようになった反面、新たな問題を生み出してしまいました。それは、謎解き要素が加わったという問題です。スタイリッシュで高速!誘爆!空中戦!が魅力なスターフォックスに謎解きを突っ込んでくるとは思いもしませんでした。(過去作にも無限ループとか、分岐とか、謎解き的な要素はありましたが、そのほとんどが高速飛行中に解決できる爽快な謎解きでした。アドベンチャー?あれは例外でお願いします('・ω・`)爽快な空中戦からトロい地上戦にブチ込まれてトロトロトロトロ謎解きをやらされるとは…。謎解き、とは言ってもスイッチを押すだけだったり、コンピュータをハッキングするだけだったり、そんなことのためにスピード感を大幅に殺してしまうのはどうなんだろう、と思わずにはいられません。倒す方法がハッキングとかいうボスが終盤で出たときはただただダルかったです。次に不満なのはストーリー。64にちょっぴり毛が生えた程度のストーリー…というかむしろ毛が減っているような…。ビル(うわっ!お前とは絶交だ!)、キャット等懐かしの面々も登場しますが、キャットの登場の仕方がおかしいです。キャットらしくないというか、違和感しかありません。ちょっとストーリーを進めると一度コーネリアに帰還することになり、ここで大事件が発生します。この大事件で誘拐されたキャラを探すためにまた冒険が始まる…のかと思いきやそのままラスボス…。頭がおかしくなったんじゃないかと思いました。ジェームズの登場シーンもかなりあっさりしており、64程の感動と衝撃はありませんでした。エンディングでペパー将軍に軍への入隊を勧められるシーンのやり取りとか、セリフが完全に64と一緒です。荒野を駆けるシーンはウォーカーに乗せただけです。64のリメイクを作ろうとして変に改変した結果、よく分からないモノが出来てしまった。そんな感じです。そもそも64は3DSでリメイク出てるんだからここまで64を意識したセリフやら展開を多用しなくてもよかったんじゃ…?100点満点中45点くらいです。初めてスターフォックスシリーズに触れる方は楽しめるのではないでしょうか。逆にシリーズをやり込んだ方(特に64と初代)はちょっと残念な気持ちになるかも。まだ本作を完全にやり込んだワケではありませんので、逐一追記していきたいと思います。 スターフォックス ゼロ 関連情報