笹塚ダッシュ
![]() ブラバン!六大学野球 |
神宮の空に響いた曲は「プオ〜ン」という高音の外し、応援団の野太い歌声などもっと牧歌的だったし、こんなに速く上手ではなかった。曲も短すぎてまるで、数少ないチャンスなのに一球目から強打してゲッツ・ツー・・・みたいな物足りなさも。でもせっかくだから他の5校も聴いてます。 |
![]() ブラスタ甲子園 |
曲はどれもサラっと聴き流せてしまう感じであるが、よく聴くとかなりスゴイことをしている。パート別の感想など。
ドラム:安定感がアップ。今までどおりに三連符のフィルインを多用。 完全にメンバーをリードしている。 ベース:目立った演奏ではないが、「ここにはこの音がほしい」とか「このフレーズにはこのベースライン」 という気持ちにピッタリ合っている。もっと前に出てきてほしい。 キーボード:相変わらず絶妙なバッキングがいいけど、ソロを増やすとか目立ってほしい。 そしてもっとアレンジにも挑戦してほしい。 トロンボーン:やわらかく流れるようなフレーズ。トロンボーンセクション内でのアンサンブルもさらにいい。 バストロンボーン:相変わらずうまい。ソロも取れる。 トランペット:明るくかっこいい音がブラスタの元気の源であるのはもちろんのこと、 一音一音がはっきりクリアになっている。フレーズのかけあいもすばらしい。 ソプラノサックス:高音のノビがさらに良くなっている。演奏技術もさることながら前作から楽器を変えたのだろうか。 アルトサックス:もう何も言うことはない。ソロでも十分に通用する。 テナーサックス:音がいい。切ないフレーズだけでない、どのフレーズを聴いても音がいい。 バリトンサックス:出番が多いのがうれしいのはもちろんのこと、早いパッセージでも音の粒がよくそろっている。 まとめると、前2作と違いハデさやインパクトは押さえめなものの、バンドとしてのまとまり感はさらにアップ。 メンバーチェンジしてからまだ日は浅いにもかかわらず、確実に円熟(おおげさだが)の方向に向かっている。 特にミディアムテンポの曲がすばらしい。 たとえて言うなら、ライブのオープニングやエンディング、アンコールなどで演奏するタテノリの スタンディングで聴くようなハードな曲ではなく、こういった曲の合間に演奏するような つなぎというか、席に座って身体をヨコに揺らしながら聴く曲、まさにスイングする感じがいい。 そっかぁ、甲子園だからスイングなのね。 と、おあとがよろしいようで。 |
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