ソードフィッシュ 特別版 [DVD]
いままで、「ソードフィッシュ」のようなちょっとお色気な映画は好んでいなかったので、見る機会も無かったのですが、たまたまTVでやってるのを見て、とても面白いな!と思いました。
なにより、ジョン・トラボルタ氏の敵役がカッコいい。捻じ曲がったアメリカ風正義を掲げている所がいい。その一本通ったものをキャラに付けておくと、めちゃくちゃに悪い事をしているのにある意味納得できます。
エンターテイメントの基本要素が含まれている映画なのだと思います。
ソード・フィッシュ 特別版 [DVD]
冒頭、J・トラボルタ扮する主人公が語る映画論が面白かったです。
その観点からするとこの映画は
体を張ってハリウッド映画の持つ問題点を指摘した
反面教師映画の傑作といえるかも知れません。
カウボーイビバップ 1/72 ソードフィッシュ2 (カウボーイビバップ)
アニメ「カウボーイビバップ」の主人公、
スパイクの乗るマシンをキット化。
一応は接着剤不要のスナップキットで
多色成型なので、そのまま組むだけでも
それなりに見栄えはする。
主翼(?)の折りたたみ、脚部の収納と展開、
主砲の旋回、コクピット・ポッドの取り外しなど
ギミックは多く、組み立て式のトイとしては
なかなか優秀だろう。
しかし、いかんせん古い。
2008年現在のガンプラのように、
ただ組むだけで完璧な外観と驚異の可動、とはいかないのだ。
まず、可動部が多いぶん、スナップだけでは強度が不足で、
本気で遊ぶなら接着が必要だろう。
ディスプレイモデルとして見ても、
部品のエッジはヌルく、筋彫りは太く浅い。
何より、可動とスナップのために細部があちこち
省略されているので、修正しはじめたら作業は多い。
特に、可動を残したまま外観を完璧にしようと思ったら
大変な労力と技術が必要だろう。
しかし、悪いキットではないのだ。
全体の印象はとてもいい。(定価なら)安いし。
割り切ってサクッと作るか、徹底的に手を入れるか。
どちらかができるならオススメのキット。
面倒なのはイヤだが画面との違いは気になる、というなら、
避けて通った方がいい。
ちなみに付属のフィギュアはポリスチレン
(いわゆる「普通のプラ」)製だが、
極端に軟質なのでナイフで彫り込んだり
削ったりはできない。可能な加工といえば、
あて木をしたサンドペーパーでパーティングラインを消したり
流し込み接着剤でウェルドラインを溶かす程度だ。