リバース・ワールド・ツアー-ライヴ・イン・サンパウロ [DVD]
リバースツアーなので基本的に選曲はアルバム:リバースの曲がメインです。楽曲の演奏力もさる事ながら、エドゥの声も素晴らしく聞き応えが有ります。収録時間も長く、すばらしいLiveDVDだと思います。エドゥverのキャリー・オンが見れたのもサイコーでした!気になっている方は、まず買って損はないと思います。
バンドスコア ANGRA/リバース
名盤リバースのスコア。待ってましたといわんばかりだが、非常にテクニカルで高度な演奏が随所に散りばめられているので、かなりハイレベルな技術が要求される。
流石ANGRA、楽曲も素晴らしいが演奏も一級品。覚悟して購入しましょう!!
アクア
ブラジルのメロディックメタルバンド、アングラの2010年作
前作から4年ぶりとなる本作は、Dr、アキレスの脱退をはじめ、Vo、エドゥの不調なども噂されて、
出来自体に賛否が上がっていたようであるが、蓋を開けてみれば、なんのこともない、のっけから
いかにもANGRAらしい爽やかな疾走曲でまずは一安心。復帰したリカルドのドラムも問題なく、
ラファエルとキコの鉄壁のツインリードも前作以上にメロディックで、やはりそこいらのバンドとは
演奏の質と音のオーラが違う。マトス時代を思わせるような南米的なやわらかなキャッチーさと、
アコースティカルな素朴さも盛り込んで、ときにプログレッシブな質感とともに、優雅な聴き心地で楽しめます。
もっとヘヴィで激しくなきャイヤだ…などというお子さまは、また10年後に聴いてみてください。
リバース
1stからANGRAを追い続けて、ANDREが脱退という衝撃的な報せを耳にしたときは9割諦めたが、そんな壊滅的なダメージを受けた彼らが復活作をリリースした。正直不安で不安で堪らなかったが本作を聴いてそんな不安は吹き飛ぶどころか、ANGRAに対して少しでも不安を感じた自分を恥じた。それだけ素晴らしい作品ということ。本作は荘厳なインストIN EXCELISISからNOVA ERAへの感動的且つドラマティックな名曲で幕を開ける。私は#3LLENNIUM SUNのサビメロで早くも涙腺が崩壊してしまった。この曲を聴いて泣かないMETAL者がいるだろうか?そしてACID RAIN、HEROES OF SANDと環境や人間性についてドラマティックに聴かせ、HEAVY&SPEEDナンバーのUNHOLY WAR、これまた感動的なREBIRTH、分裂前のANGRAの精神状況を歌ったJUDGEMENT DAY、分裂後残された二人が再び走り出した様を歌った超名曲RUNNING ALONE(個人的にはEVIL WARNINGを想記させた)そしてアルバム本編最後を飾るクラシカルなVISIONS PRELUDEで締めるまで息を付かせない構成だ。そしてボーナストラックとしてBLEEDING HEARTでまた泣かされる、本当に罪な作品だ。
新しいメンバーの技術力は申し分ないし、確実にレベルアップしたANGRAは凄い。本国ブラジルでは国民的なグループでありANGRAを聴いたことがある者ならば容易に想像できるだろう。ここ日本での認知度がもっと上がればいいと思うし、本作はメタル好きだけの間だけで聴き継がれるのは非常に勿体ないと思う。この作品は2年も前にリリースされており来日も果たしている(素晴らしいLIVEだった)。
新作が発表される日が待ち遠しいかぎりだ。
Temple OF Shadows
ブラジルのメロディックメタルバンド、アングラの5th。2004作
新生ANGRAの第二弾。前作「RIBIRTH」は、新Voエドゥの加入もあり、
世間的な期待からも「傑作」を余儀なくされた作品だったと思う。
確かにクオリティは高かったが、「定型内の傑作」という印象だった。
さて、それに続くこのアルバムであるが、十字軍の騎士をテーマにした
シリアスな宗教色の強いコンセプトアルバムとなっている。
1イントロ~2の疾走曲はお約束として、3以降の楽曲に聞きどころが満載。
相変わらずのシンフォニックな疾走感に加え、今回はインスト部のアレンジに
プログレ的要素が多く見え、彼らの知的な部分がサウンドに現れている。
キコ・ルーレイロの巧みなギターワークを中心に、演奏のレベルは実に高く
また、確かな実力で曲ごとに表現力をそなえたエドゥのVoも素晴らしい。
楽曲はメタリックなヘヴィなものから、民族色のあるシンフォバラードまで幅が広く
パーカッションや弦楽器の使用など、ライブでの再現が楽しみ。
曲の構成という点でもアルバム全体に隙がなく、名実ともに「傑作」に値する。