たのしいRuby 第3版
Rubyの入門書として最適な一冊です。
よく、このプログラムを勉強したいんだけど、1冊でその言語のほとんどが理解
できるような本がないかな?という質問を聞かれる事があるのですが、どの本も一長
一短で返答に困る場合が多いです。しかし、Rubyの場合は幸いです。なぜなら、
この「たのしいRuby」がいいよ!と即答する事がでるからです。
Ruby作者であるまつもとゆきひろ氏の監修も入っているだけあって、
・必要な事柄が
・必要な分量で
・正しくわかりやすく
記載されています。Ruby書籍購入に迷ったらまずコレだと思います。
プログラミング言語 Ruby
よく「Rubyを深く知りたい方向けの本」などと紹介されたりします。これは誤解を招く紹介です。本書にトリビアや無駄な知識はほとんどありません。Rubyプログラマにとって常識たるべき事項が驚くべき濃度で凝縮されています。
本書の対象読者は脱入門者〜中級者です。入門書を読了し,リファレンスを引く力を持っていることを想定しています。もし前半で躓いてしまうようなら,入門書を読み直してから本書を読んでみてください。
この本の見所は後半,特に第6章〜第8章です。これらの章はRubyの動的な機能について網羅的に解説しています。何度も読み返す価値のある章です。高度な解説書や他人の書いたRubyプログラムを読むための足がかりになると思います。
本書は言語の解説にとどまりません。
・「〜のように書くべき(書くべきでない)」
・「よりエレガント」
・「より効率的」
・「〜な時に便利」
・「多くのRubyプログラマはこのように書く」
・「よく見られる」
このような表現を随所に見ることができます。Rubyプログラムをよりエレガントに書くための指南・示唆がちりばめられています。腕を磨きたいRubyプログラマにもお勧めできます。
Ruby1.8とRuby1.9の解説が併記されています。Ruby1.9に乗り換えた私にとっては非常に有益でした。逐一バージョンを示して書き分けられており,混乱する程ではありません。
たのしいRuby 第2版 Rubyではじめる気軽なプログラミング
第1版、第2版の2冊を読んだが、私が読んだRubyの入門書の中では一番わかりやすかった。
丁寧な説明と読みやすい文体で、すらすらと読み進めることができた。
1.6系の入門書および、解説書のほとんどが1.8系に対応していない中で、
1.8系に対応している数少ない本である。
第5部のツール作成でも、1.8系で導入されたクラスを使っていたり、
第1版では説明不足だった部分(pメソッドの文字化け等)も追記されている。
RUBY CD COLLECTION 純愛エゴイスト
ロマンチカほどの別人さ(笑)はなく、違うかたちで出会った弘樹&野分という雰囲気ですね。
純情版よりも自分の中に余裕がない感じなので、擦れ違い方が痛々しいです。
「……好きになって、ごめん」という(中條)弘樹の呟きが本当に切なくて、ちゃんと両想いになると知っているのに、泣きたいくらいの気持ちになってしまいます。
台詞のひとつひとつに感情が籠っているのがすごく伝わってくる作品。
でも、これだけドキドキしながら聴いて、エピローグでふと「そうだ、これはウサギさんの捏造(?)話だったんだ」と我に返る自分がちょっと恥ずかしかったりも(苦笑)
次回は是非、酔ってうっかりしゃべった話が小説化した上にCDも出てしまったことを知った(上條)弘樹の反応を合わせて見て(聴いて)みたいです。