テーブルメイト ブラック
テーブル面が完全なフラットではないので、不安定な物を乗せるには不向きです。
外観はわりとチープですから、常時出しっぱなしのソファテーブルにも向いていないと思います。
しかし、ソファでPC作業や手元で細かい作業をする際の台には最適です。
収納も、ソファ下に放り込んでおけます。
GRAN TURISMO 4 "Prologue"
もはやゲームとは思えません。(グラフィック)
車に詳しい方はどうか分かりませんが、エンジン音、挙動、操作感
これらが実車そのものに感じられます。
ハンドル型コントローラがあれば楽しさが格段に増しそうです。
”プロローグ版”という事で、初心者向けなのかな?トレーニングが
中心となっており、出来る事はさほど多くないですが、2980円の
値段と、本編への期待感を考えれば十分な内容です。登場車種も
決して少なくはありません。
とにかく最初のうちはグラフィックに度肝を抜かれてしまって、
眺めているだけでも楽しめました。
公式ファンBOOKグランツーリスモ5 (ベストカー情報版)
本著は「ファンブック」なので、「攻略本」のような豊富なデータや、ゲーム内のレースの詳細な攻略法が記載されているわけではありません。GT5の導入部や各モードの簡単な紹介、著名ドライバーの体験談などが記載されています。目次は下記の通り。
・驚きの進化を実感! グランツーリスモ5感激の初ドライブ&初テスト!!
・ここが凄い! グランツーリスモ5 進化のポイント
・全部見せます! グランツーリスモ5 収録車種&サーキット
・グランツーリスモ5でニュルブルクリンクを走る! GT-R開発ドライバー鈴木利男のGT5ニュルアタック
・本物がグランツーリスモ5のリアルを試す
新井敏弘 vs 奴田原文雄 GT5でラリー車タイマン対決!!
脇阪寿一 レクサスGT500タイムアタック in GT5!!
女子カート部部長・塚本奈々美 GT5でカートレースに参戦!!
・フォーミュラニッポン2年連続王者・松田次生が指南する GT5セッティングタイムアップ術
・D1グランプリ2年連続王者・今村陽一が披露する GT5華麗なるドリフトテクニック
・ARTAスーパーGT監督・鈴木亜久里が教える GT5 B-specで勝つためのチーム戦術
・グランツーリスモ開発ドライバー大井貴之のドラテク教室 GT5ライセンス試験突破講座
・プロデューサー山内一典氏インタビュー「グランツーリスモはどこへ向かうのか」
・グランツーリスモ開発スタジオに潜入
・プロカメラマンが教える GT5フォトモードで生かせる上手なクルマの撮影術
・グランツーリスモ『1』〜『5』進化の歴史
・グランツーリスモの核技術「自動車物理シミュレーションってなんだ?」
この中で、「全部見せます! グランツーリスモ5 収録車種&サーキット」については、400車種程(全部では無い)と全コースの概要が記載されているので、初回特典のブックレットをお持ちでない方には役立つのではないでしょうか。また、パワーウェイトレシオランキングも、車の購入の参考になります。
また、鈴木利男のニュル北の詳細な攻略ポイントや松田次生のGT5セッティングタイムアップ術も初心者にはありがたい記事。熟練者にとっても、更なるタイムアップに向けて役立つのではないでしょうか。他、奥隈圭之のフォトモードの超美麗ショットの狙い方や大井貴之のライセンス講座など、GT5を遊びつくす上でのノウハウなども満載。
本格的な「攻略」を目的としてではなく、GT5ファンの読み物として、特に初心者や通常版購入者にお薦めです。
グランツーリスモ 5(通常版)
モーターレーシングの疑似体験を提供するゲームはあるんですね。
周回を重ねてオーバーテイクポイントを探し、満を持して一気に仕掛ける。
サイドバイサイドでコーナーに侵入。お互いにスペースを与えてギリギリのバトル。
そういうゲームは既にあるんですね。
GT5はもちろんモーターレーシングの疑似体験ソフトですがその味付けがあまりにも異質です。
与えられた課題をせっせと解いていく、まるで小学生の頃
課せられたドリルの様相そのものです。
幾度となく「なんのため」とつぶやくことでしょう。「なんのため」この課題を
クリアするのか。自分の好きな車に乗り、そして力が均等なライバルとのバトル。
敗れては腕を磨きチューニングに精を出す。そのようなゲームを想像していると、
いやたしかにそういうやり方も「そのうち」あるのかもしれないですが、
ゲーム開始当初から延々と課題をクリアする、ドリルをやるだけの繰り返しにさすがに飽きて来て
そうして「なんのために」とゲームプレイ中にはあまり聞かれない様な台詞を
吐くことになるのです。
最後尾から一気に全車ごぼう抜き。これって子供には爽快なシーンかも知れません。
しかし、何度も何度もその様な課題を課せられ、ぶつからないように気をつけ、
マシンパワーが全く異なるのだからオーバーテイクそのものに何の感動もなく、
このゲームを一体「なんのため」にやっているのかと、オーバーテイク中に
考えたりするものです。
AI車がミスをしてコースアウト。その隙に完全にパスするとなんとAI車がコースに戻ってきて
自車の後部にちょっとだけかすりました。これで失格判定です。最初の頃は
レーシングの分からない人間が設計したのだろうか?と不満がわいてきますが、
何度も似た事が起きるので、ただの障害物すり抜けゲームをやっている感覚に
陥ります。
新作にして既に廃墟感の漂うゲームですが、何もかも壮大な目標が中途で打ち切られ、
まとめられ全体としてのゲーミングが一体どこへ行ってしまったのか、サブタイトルに付けた
ドライビングシミュレータというと何か本格的なレーシングゲームのイメージを
受けますが、課題クリアゲーム以外の何者でもないです。
開発スタッフの中枢の人たちが変わらない限り、GT6は確実にこれの延長線上にあるでしょう。
だからこれが自分には最後の GTになるだろうということ、そして歴代 GTへの感謝も込めて星3つ。