アンダー・ザ・グレイ・バナー
アマランス、ナイトレイジと3バンドを掛け持ちするオロフ・モルク<g>率いるシンフォニック・パワー・メタル・バンドの約5年ぶりの新作。今回は1st、2ndと続く「DRAGONLAND CHRONICLES 三部作」の最終章ということでRHAPSODY OF FIREやKAMELOTのようなストーリー性のあるコンセプト・アルバムになっています。バンド初期の頃のようながむしゃらなスピード感はありませんが、ミドルテンポ主体だった前作「ASTRONOMY」に比べ、#2、#4、#6、#7、#10と大幅に疾走曲が増えているのが嬉しい限り。シンフォニック度・ファンタジック度も増強!特にラプソばりの大仰なコーラスが高揚感たっぷりに迫ってくる#7は彼らの新たなキラーチューンでしょう。ヘナチョコ呼ばわりされていたVoも汚名返上とばかりに安定感のある歌唱を披露、音質の良さやシンフォニックなスケール感と相まって、この手のバンドとしては近年稀に見る完成度に仕上がっています。
アストロノミー
これは素晴らしいです。
今回は、よりヘビーになり、キラキラ感を控えて壮大なシンフォニック性を出しています。
前作にあったキャッチーで分かりやすい曲はありませんが、つまみ食いすることなく全体をとうして聴けるアルバムに仕上がっていると思います。
前作スターフォールはキラキラの星空、今回は壮大な宇宙、私も星を見ながら聴いてみたくなりました。
スターフォール
ドラゴンランドのCDは初めて買ったのですが大変よい曲ばかりでした!ドラゴンフォースのような速い曲調が好きな私ですが、すんなり好きになれましたよ!
XJAPANのカバーのRUSTY NAILもカッコイイですし、メタルファンは買って損はしないと思いますよ?