世界一初恋2 限定版 第6巻 [DVD]
ラスト2話を収録していて、本編的にはオンタイムで見ている方には特に目新しいものはないのですが、注目すべきは封入特典。
今回は、ポストカードなどのほかに、「座談会 映像版の場合'A」がついています。
ラジオパーソナリティだったお3人に加え、横澤役の堀内さん、雪名役の前野さん、そして郷田さんが出演されていて、みんなで毎回近藤さんがやられてた早口の用語説明にトライするというもの。
尺も30分とそれなりに長く、面白かったです。
ファミリーコンピュータ オリジナルゲーム集25
'80年代によく出版されたゲーム・プログラム本で、25本のリストが収録されている。木村香奈枝・斎藤千秋のローティーン美少女が著書というふれこみで、フォトページも組まれている。
グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ
「結局のところグーグルは、成功へのいちばんの近道は世間一般の常識では不可能とされていることを実現してしまうことだという前提で創立された会社なのだ」。
グーグルについての大著。書いたのはIT関連で多数の本を出しており、グーグルで初めてインサイダーとして自由に取材する許可をもらったジャーナリストである。
大変詳しく盛りだくさん。しかも面白い。多数のグーグラー達に会っているし、大物も続々登場する。創業者のペイジとブリンが2人共モンテッソーリ教育という、興味を持ったことを徹底追及する自由を尊重する教育を受けていたことがある点にも注目している。優秀な人材を徹底的に選び抜いて20%ルールで自由を与えOKRで進捗をチェック。独自の企業風土から野心的なイノベーションが次々登場して急成長した背景が見えてくる。
AltaVistaをはじめとする検索エンジン黎明期の様子。ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンが画期的なアイディアを抱えて起業した歩み。エリック・シュミットをCEOに迎えて完成したトロイカ体制。飛躍をもたらしたアドワーズ。アプライドセマンティックスの買収から育ったアドセンス。豪華な福利厚生。邪悪になるな。特異な採用プロセス。株式公開までの混乱。自前のファイルシステムと大量の自作のサーバ。工夫を凝らしたデータセンター。クラウドコンピューティング。Gメールに対するビル・ゲイツの反応は印象的だ。
各国への展開。特に中国進出時の苦悩。エスカレートする中国政府の要求。中国からの手の込んだ大規模なハッキングと情報漏えい。それを機会にはじめたセキュリティの強化策。
YouTubeの買収とテコ入れ。グーグルクローム。アンドロイド端末。スティーブ・ジョブスとの敵対。オバマをはじめとする政治家たちと選挙。ロビー活動の開始。独禁法との戦い。Yahoo!との関係。Microsoftとの対立。グーグルマップ、グーグルアース、ストリートビューへの賛否。ダブルクリック買収に伴うクッキーと検索履歴をあわせたリターゲティング広告などのプライバシー情報利用の道と懸念。ブックサーチによって生じた出版会との対決と著作権問題。大企業化の弊害。フェイスブックの成長への焦り。
7つの章に分けてきれいに整理してある。読んでも読んでもなかなか残りページが減っていかない分量だが(笑)、中身は素晴らしかった。
フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか
すでにフリーエージェントとして活動している人も、フリーエージェントになろうと考えている人も、いろいろな不安を持っていると思う。
このままでいいのだろうかいとう、不安感があるのは否めない。
本書の中にも「孤独感」について述べている。
しかし、これは自分らしくい生きるための手段なのだということを、この本は思い出させてくれる。
内容が盛りだくさんで読むのは大変そうだが、一気に読める内容でもある。
時々読み返したい書になった。