スティーヴィー・ワンダー―ある天才の伝説
大好きなんですよ!こういうアーティストブック!音楽だけでは決してわからないアーティストの部分を知ることができるというのが醍醐味ですよね。確かに彼は「自分を知るためには自分の音楽を聴いてもらうのが一番」ということを言っていたのは有名な話ですが、なんと言っても自分が生まれるより前に音楽を始めていた人なわけで・・・。それに彼の音楽の中にはメッセージを含んだものも多く、真に理解したければ当時の状況を知らなければならないというのも事実。
この本にはそんな彼の生い立ちから最新作「A Time 2 Love」までを追う、という現在最もコンプリートされたものだと考えられます。しかし、これは自叙伝ではないので、推測で結論付けてしまう場合も多いのですが、他人の目からしか分からないこともあるし、おそらく本人だったらそんなに赤裸々に書けないだろうなぁというのもおもしろいと思いました。
多くの影響を受け、影響を与えた彼だからこそその経歴を1冊の本にしようとするとやはり詰め込まれたデータは膨大。総ページ数240ページの99%は彼の経歴をギュっと詰め込み、残り1%には前28枚のオリジナルアルバム(+数枚のライブ盤、インスト盤)、全シングル(ヨーロッパ盤を含む)のディスコグラフィー、そして参照、音楽用語解説が収録されています。音楽用語解説…、そうこの本には専門家、マニア以外にはわかりにくい難解な音楽的解説が長々と書かれているのも珍しくないのです。
とは言え、やはりファンにはたまらないデータ満載で個人的には楽しめましたが、他の方はどうなのでしょう?
We Are The World DVD+CD
僕は今、中学生ですがこの曲を聞いたとき時感動しました。このCDは高いお金を出してでも買う価値はあります!
しかもこのCDにはカラオケ機能が入っているので、オールスターと一緒に歌ったり練習したりできます。
Live at Last [Blu-ray] [Import]
2010年8月のJAL上海便の機内エンターテイメント・プログラムに、このDVDの編集短縮版が選ばれていました。
往きの便で見て感激して涙し、帰りの便でもまた見てしまい、帰国後すぐ購入しました(笑)
Stevieファンならば (Stevieファンでなくても?) ご存知の曲が目白押しなのは当然ながら、その曲への“入り”がとんでもなくカッコイイです!!
最後の“AS”の入り方は何度見ても『うわっ』と言ってしまうほど素晴らしい。
チックコリアの名曲“SPAIN”も、バックミュージシャンの力量が存分に発揮されていて必見です。
Stevieのピアノソロもスゴイです。
このようなCDには収録されないインストゥルメンタルチューンが聞けるのも、ライブ版の面白みではないでしょうか。
手放しでオススメです。
TOKU sings&plays STEVIE WONDER
1985年のスティーヴィーの『In Square Circle』から3曲収録。
01. Part Time Lover
11. Whereabouts
12. Overjoyed ・・・・になります。
スティーヴィー・ワンダー好きが聴くと、若干最初は違和感があると
思いますが、2,3回と聴いていくと、じわり、じわり、と
TOKUの魅力に圧倒されます。
甘いメロディー、甘い歌声、ロマンチックなフリューゲルの音色。
スティーヴィーのベスト盤に入らない楽曲が多くて、私には新鮮でした。
だから、スティーヴィーを知らない方々には、TOKU のオリジナルそのものに
聴こえると思います。
いえ、スティーヴィーのファンでもきっとTOKUのカヴァーを認めてくれて、
トリビュート的とも云えますが、「Jazz」サウンドで新境地を開いたTOKUのアルバム
であり、オリジナル・アルバムと思わざるを得ません。
前作『Love Again』で共演した、ピアニストの「宮本貴奈」の調べは美しいし、
同じく前作で共演した、コーラスの「Chanda」が、3. You Are the Sunshine of My Life で
デュエットした、そのメロウな歌声は、TOKU と息がぴったり!
更にスゴイのが、12. Overjoyed がスティーヴィーのオリジナル(03:42)より長く、
スローでメロウなサウンドで素晴らしいバラードに仕上がっています(07:38)。
この1曲がラストを飾るのは頷けるし、これを最後に持って来られると、もう1度聴きたい、と
また、CDを流すのが中毒的になります。
単に、スティーヴィー・ワンダーを知ってるから、今回のCDはイイヤと思うのは早計ですよ。
毎度毎度のアルバムを買う「TOKU中毒」に成るはずです。
今回は、ハイブリッド・SACD、じゃ無かったのがちょっと残念。
ピアノ・ソロ&弾き語りセレクション スティーヴィー・ワンダー~オーヴァージョイド (ピアノ・ソロ&弾き語りセレクション)
コードがのっているため、POP慣れしたピアノ弾きならば譜面をみなくてもコードだけで簡単に弾けます。
シンプルなアレンジなので、だいたい各曲3分以内で弾き終われます。
弾き語り、POP専門ピアニストには手軽でよいと思います。
変なアレンジ等もなくシンプルそのものです。