人材派遣のことならこの1冊 (はじめの一歩SERIES)
派遣社員が、派遣元にも派遣先にも便利使いされないためには、
きっちりとした知識が必要だと思います。
普段思っていた疑問が、かなり、クリアになりました!
欲を言えば、26業務に関する解説がもう少し欲しかったです。
26業務と自由化業務との兼務には触れられていましたが、
26業務内での兼務には触れられていませんでしたので・・・。
でも、かなり助けになりました!
さよならのブーケ 大切な人の最期にしてあげたい11の物語
活字を読むのに時間を要する私ですが、
この本は一気に読み終えてしまい、
どのエピソードにも泣いてしまいました。
近頃「泣きたい時はこの本」という宣伝広告がありますが、
この本はそんな単純なレベルではありません。
ご遺族の方達の息遣いまで感じられ、心の内にある何かが震えるというか、
自分の本質が洗われていくような感動を覚えました。
私は読みながら、父の葬儀の時を思い出していました。
ある日突然、究極の精神状況を体験するのですから、
思い出ときちんと向き合うなどできずに終わってしまった部分があり残念でした。
スタッフの方は短時間で思いを汲み取り、寄り添って手助けをされています。
これは本当に心から思い、行動を起こせる人でなければそう簡単にはできない行為です。
その大切さを冨安社長はスタッフの方たちに徹底的に伝えていらっしゃるのですね。
どのエピソードからもそれが良くわかりました。
職業を問わず、相手を思い、役に立つ為に仕事をすれば、
きっとたくさんの人が幸せになると感じさせてくれる1冊です。
大人はもちろん、子供達にも読んで欲しいですね。
ウェディングストーリー 大切な人に会いたくなる結婚式の物語
この本を買ったきっかけは、ちょっと不純。メルマガで新刊案内の来た日が、ちょうど仕事で原稿を考えている最中で、何かヒントになればいいなと思ったから。著者はたぶん日本で一番有名なT&G(テイクアンドギヴ・ニーズ)のウェディングプランナー・有賀明美さん。有賀さんとT&Gのプランナーたちが手がけた結婚式の、まるで“奇跡”のような、実話が12の物語として綴られた、ウェディングプランナーのバイブルとも言える一冊。帯の“涙止まらない。”のコピーは決してウソではありません。中でも、私が特に心揺さぶられたのは、娘が子どもの頃、いじめにあっていたときのことを結婚式で話した父と娘の「優しい記憶」と、末期がんの父親になんとか花嫁姿を見せたいと病室で結婚式をしようとする「奇跡の青空」の2つ。ちょっと涙もろい人なら絶対涙することまちがいなし! 過剰気味な演出や“サプライズ”にあふれた最近の結婚式に眉をひそめていた人も、きっと結婚式の大切さを再認識することでしょう。ただ、少しだけ不安なのは、魔法の時間はやがて醒めるときが訪れることと、これ以上ないほどの幸せの絶頂は、ふたりにとってゴールではなく、スタートであるのだということ。この本の物語はとてもすばらしいのだけど、私はやっぱり結婚式までよりも、結婚してからのふたりがいくつ幸せな物語を紡ぐかというほうが大切だと思う。